注目ドラマ紹介:「みかづき」 高橋一生が天才的講師に 妻は永作博美 ある塾と家族の半世紀の物語 

連続ドラマ「みかづき」第1回の一場面 (C)NHK
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連続ドラマ「みかづき」第1回の一場面 (C)NHK

 俳優の高橋一生さんと女優の永作博美さんが夫婦役で共演するNHKの連続ドラマ「みかづき」(総合、土曜午後9時)が26日スタートする。原作は直木賞作家・森絵都さんの同名小説。昭和〜平成の半世紀の日本社会。その変遷を背景に、天才的講師(高橋さん)とカリスマ経営者(永作さん)の出会いが生んだある塾と家族の物語だ。

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 高橋さんは、落ちこぼれの子供たちに勉強を教えるようになった小学校の用務員・大島吾郎、永作さんは、戦中の国民学校の教育に反発し、自由で豊かな教育の可能性を塾に見いだしたシングルマザー、赤坂千明を演じる。個性の異なる2人が公私共にタッグを組んだことで、塾業界に新たな歴史が生み出されていく……という展開。吾郎と千明の夫婦を中心に、4世代にわたる家族の愛と葛藤も描く。

 第1回「輝く瞳」は、就職試験に落ちアルバイト生活する一郎(工藤阿須加さん)は、伝説的塾講師だった祖父・大島吾郎(高橋さん)と塾経営のパイオニアだった祖母・千明(永作さん)の存在が重圧で、教育の仕事に携われずにいた。だが授業に落ちこぼれ、塾にも通えない子供の存在を知り、心を動かされる。そんな時、一郎は吾郎から「みかづき」という新しい著作の原稿を渡される。そこには昭和36年から半世紀にわたる吾郎と千明、そして家族と塾の歴史が記されていた……。

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