佐藤緋美:浅野忠信の息子が「グッドワイフ」でドラマデビュー Pも絶賛の「度胸と圧倒的な存在感」

連続ドラマ「グッドワイフ」に出演する佐藤緋美さん (C)TBS
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連続ドラマ「グッドワイフ」に出演する佐藤緋美さん (C)TBS

 俳優の浅野忠信さんの息子である佐藤緋美(ひみ)さん(19)が、女優の常盤貴子さん主演の連続ドラマ「グッドワイフ」(TBS系、日曜午後9時)の第4話(2月3日放送)にゲスト出演し、ドラマデビューを果たすことが27日、明らかになった。佐藤さんは現役高校生で、昨年寺山修司さんの著書が原作の舞台「書を捨てよ町へ出よう」の主演に抜てきされ俳優デビュー。ドラマでは、野球部所属の高校生・荻原翔平を演じる。

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 ドラマの東仲恵吾プロデューサーは「緋美君の初舞台を見に行った時に、彼の新人離れした度胸と圧倒的な存在感に魅了されました。今回、主人公の過去を描く重要な回で、緋美君の枠に収まらない芝居を存分に出してもらいたいと思い、お願いしました」と起用理由を明かし、「これから多岐にわたって活躍していくことになる緋美君の、一度しか見られない“初ドラマ芝居”は圧巻です。ぜひご覧ください」とアピールしている。

 第4話には、佐藤さんのほか、須藤理彩さん、お笑いコンビ「まえだまえだ」の前田旺志郎さん、お笑い芸人の平井“ファラオ”光さんもゲスト出演する。

 佐藤さんが演じる翔平は、常盤さん演じる主人公・蓮見杏子のかつての住まいの近所に住んでいて、翔平の母・奈津子(須藤さん)と杏子は大親友といえるほど仲が良く、翔平も杏子は気軽に相談できる相手だった。しかし、杏子の夫・壮一郎(唐沢寿明さん)の事件以降、奈津子の方から連絡を絶っていた。そんなある日、翔平は近所のマンションの屋上で隠れて喫煙していたところを管理人に見つかってしまう。野球部が大会に出られなくなることを恐れた翔平は、杏子を頼って神山多田法律事務所を訪ねる……という展開。

 ドラマは、映画「エイリアン」「ブレードランナー」などのリドリー・スコット監督が制作総指揮を務めた米国の人気連続ドラマ「The Good Wife」が原作。出産を機に弁護士を辞めた蓮見杏子が、唐沢さん演じる東京地検特捜部長の夫・壮一郎が汚職容疑で逮捕され、女性スキャンダルまで明るみになったことをきっかけに、16年ぶりに弁護士に復帰するというストーリー。常盤さんは同枠で約19年ぶりに主演を務めている。

 ◇佐藤さんのコメント

 ――初めてドラマで演技をしてみていかがでしたか。

 ドラマでの演技は初めてで、自分では苦手だと思っていました。舞台とはまったく違うし、人見知りな性格なので緊張しましたが、無事に撮影を終えることができてよかったです。あっという間でしたが、楽しくてとてもいい経験になりました。

 ――常盤さんと共演した感想は?

 常盤さんはすごく優しくて、緊張している僕の気持ちを和らげようと、たくさん会話をしてくださり、リラックスして撮影に参加できたのがとてもうれしかったです。

 ――荻原翔平という高校生役を演じる際に何か心がけたことはありますか。

 自分も実際に野球をやっていたので、その時を思い出して演じました。翔平との共通点はあまり無かったけど、ないからこそ、役者としてやりがいがありました。

 ――これから、どんな俳優になりたいですか。

 とにかくいろんな作品に出演できる俳優になりたいです。ドラマ・映画・舞台、これからもっともっといい作品に出会えたらいいなと思っていますし、楽しみです。

 ――目標にしている俳優はいますか。

 目標にしている俳優は、そうですね……一番近くに大先輩がいるし、役者として尊敬している人もたくさんいますが、やっぱり目標は自分自身。佐藤緋美という役者でありたいです。

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