女優の木村佳乃さん主演の連続ドラマ「後妻業」（関西テレビ・フジテレビ系、火曜午後9時）の第4話が12日に放送された。武内小夜子（木村佳乃さん）と中瀬朋美（木村多江さん）がビンタをし合い、つかみ合うシーンが流れるとSNSでは「肉弾戦に興奮！」「女優生命をかけている」「コント面白い」など、盛り上がりを見せた。

あなたにオススメ

朝ドラ「ばけばけ」徹底特集！　高石あかりがヒロインに

　同話では、朋美が小夜子が次のターゲットにしている富樫幹夫（佐藤蛾次郎さん）に、小夜子を相手にしないよう忠告しに行くが、そこに小夜子が現れる……という展開が描かれ、小夜子が朋美に「あんた何してんの？　なんか用？」と威圧しモップを使って朋美を追い返そうとしたり、2人が変顔で挑発し合い、靴を脱いで突き飛ばし合うなどした。

　木村佳乃さんは、ドラマの会見で「（ビンタ合戦をした翌日に）起きたら体中筋肉痛でした」と振り返っていた。また木村多江さんは、インタビューで「変顔については、今までやったことがなかったのであれが限界かもしれないです。アドリブで佳乃さんが（変顔を）やってきたので、私も対抗してやってみたらまさかのノーリアクションで……思わず『ノーリアクションかい！』って口から出てました。漫才みたいにツッコミで言ってみたんですけど（笑い）」とコメントしている。

　「後妻業」は、黒川博行さんの同名小説（文芸春秋）が原作で、遺産相続目当てで資産家の高齢男性を狙う結婚詐欺、後妻業が題材。男をたぶらかす天才・武内小夜子が“女の色香”で男たちから財産を巻き上げる姿を描く痛快サスペンス＆大人の恋愛ドラマ。