トレース~科捜研の男~:第10話 錦戸亮が復讐へ 船越英一郎が協力を申し出 亡き兄を追い詰めた男も登場

連続ドラマ「トレース~科捜研の男~」第10話のシーンカット=フジテレビ提供
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連続ドラマ「トレース~科捜研の男~」第10話のシーンカット=フジテレビ提供

 人気グループ「関ジャニ∞」の錦戸亮さん主演の“月9”ドラマ「トレース~科捜研の男~」(フジテレビ系、月曜午後9時)の第10話が11日に放送される。袴田吉彦さんらがゲスト出演する。第10話は、警視庁科学捜査研究所(科捜研)法医科に所属する法医研究員の真野礼二(錦戸さん)が、死んだ兄・義一(倉悠貴さん)をいじめていた主犯グループの一人だった佐保優作(袴田吉彦さん)が絡む事件を鑑定する……という展開。

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 家族が殺害された25年前の「武蔵野一家殺人事件」を追う真野は、唯一の協力者である高校教師の早川(萩原聖人さん)と会う。早川は、数日前に歩道橋の階段から転落死した元テニスプレーヤーの原田恭一(上杉柊平さん)の話を切り出す。

 原田は、2年前に、ライバル選手だった春日部芳彦(柾木玲弥さん)のドリンクに禁止薬物を混入させて飲ませたドーピング事件が原因でテニス界から追放されていた。実は、原田や春日部が所属する実業団チームのオーナー・佐保が、唯一消息がつかめなかった早川の教え子だというのだ。高校時代の名字は「倉本」だったが、間違いないと言う早川。その佐保は、以前、変死体で発見されたホームレスの新妻大介とともに、義一をいじめていた一人だった。

 その矢先、真野のもとに来た捜査1課の刑事・虎丸(船越英一郎さん)は、新妻の一件が「武蔵野一家殺人事件」と関連があるのなら「真相を突き止めたい」と申し出ると同時に、法医研究員のノンナ(新木優子さん)にも事情を打ち明けたことを詫びる。それを受け、ノンナは真野に協力することを告げる。しかし真野は「お前には関係ない」と言い放ち、ノンナを部屋から追い出す。

 やがて、真相解明のために虎丸の協力を得ようと考えた真野は、早川から聞いた佐保の一件と、姉・仁美(夏子さん)の司法解剖を担当した解剖医の行方を捜していることを伝えるが……というストーリー。

 同話の予告では、「科捜研最後の戦いで何が――」「立ちはだかる組織の闇」「ついに真野の復讐(ふくしゅう)が始まる」とうたっている。

 「トレース~科捜研の男~」は、科捜研の元研究員だった古賀慶さんがマンガ誌「月刊コミックゼノン」(ノース・スターズ・ピクチャーズ)に連載中のマンガ「トレース~科捜研法医研究員の追想~」が原作。真野が難事件を解決に導く姿を描くサスペンス。

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