女優の松坂慶子さんが、脚本家の橋田壽賀子さんが理事を務める「橋田文化財団」主催の第27回橋田賞を受賞したことが31日、明らかになった。松坂さんは、NHK大河ドラマ「西郷（せご）どん」、NHKの連続テレビ小説「まんぷく」での母親役の演技が評価されての受賞となった。

あなたにオススメ

来春朝ドラ「あんぱん」の“二人の妹”　朝ドラヒロインまで手が届くか

　松坂さんのほか、岡田将生さん、菅田将暉さん、大泉洋さん、宮崎あおいさん、内藤剛志さん、TBSの安住紳一郎アナウンサー、山田洋次監督が橋田賞を受賞。橋田賞新人賞は、永野芽郁さんが受賞した。橋田賞大賞は該当なし。

　橋田賞は、放送文化に大きく貢献した番組や人物に贈られる1993年に創設された賞。松坂さんは「西郷どん」「まんぷく」で演じた母親に対して「圧倒的な存在感と魅力的なキャラクターが、多くの視聴者の支持を得た」と評価された。

　授賞式は5月10日に東京都内で開催され、受賞者には置き時計と100万円が贈呈される。