なつぞら:視聴率22.5%で第2週も好スタート 家出した“小なつ”は…

NHKの連続テレビ小説「なつぞら」主演の広瀬すずさん
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NHKの連続テレビ小説「なつぞら」主演の広瀬すずさん

 女優の広瀬すずさんが主演を務める100作目のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「なつぞら」の第7回が8日に放送され、平均視聴率は22.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区・以下同)を記録。6日放送の前回第6回でマークした21.0%から1.5ポイントアップ。第2週「なつよ、夢の扉を開け」も好スタートを切った。

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 8日の第7回では、ある朝、柴田家からなつ(粟野咲莉ちゃん)の姿が見えなくなり、富士子(松嶋菜々子さん)や剛男(藤木直人さん)は慌てふためく。泰樹(草刈正雄さん)だけは、直感でなつが東京を目指して家を出たのだと考える。そのころ、なつはやっとの思いで帯広の町にたどり着き……という展開だった。

 「なつぞら」は節目となる100作目の朝ドラで、脚本家の大森寿美男さんのオリジナル作。広瀬さん演じるヒロインの奥原なつは1937年、東京生まれの設定。大空襲を生き延びるものの、両親を戦争で失う。兄・咲太郎(さいたろう)、妹・千遥(ちはる)と別れ、父の戦友だった柴田剛男(藤木直人さん)に一人で引き取られ、北海道の十勝地方に移り住む。柴田家の家業である酪農を手伝う中、持ち前の明るさを取り戻し、北海道移民1世である剛男の義父・泰樹から、開拓者精神と共に人生で大切なことを学んでいく。

 高校卒業後は上京して、当時、「漫画映画」と呼ばれ、草創期を迎えていたアニメ業界に飛び込む。画家志望の友人・山田天陽(てんよう)から、手ほどきを受けたデッサンの腕前を生かし、自然の中での生活で磨かれたみずみずしい感性を発揮していく……というストーリー。全156回を予定。

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