古田新太:新ドラマ「Iターン」でムロツヨシとW主演 昔かたぎのヤクザの親分に

7月スタートの連続ドラマ「Iターン」でムロツヨシさんと共に主演を務める古田新太さん (C)「Iターン」製作委員会
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7月スタートの連続ドラマ「Iターン」でムロツヨシさんと共に主演を務める古田新太さん (C)「Iターン」製作委員会

 俳優の古田新太さんが、テレビ東京の深夜ドラマ枠「ドラマ24」で7月から放送される連続ドラマ「ドラマ24『I(アイ)ターン』」で、ムロツヨシさんと共に主演を務めることが9日、分かった。ムロさんが主演を務めることは発表されており、今回「もう一人の主演」として古田さんの出演が発表された。古田さんは、ムロさん演じるサラリーマン・狛江光雄を振り回す岩切組の組長・岩切猛を演じる。

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 ドラマは、福澤徹三さんの小説(文春文庫)が原作。広告代理店に勤める営業マンの狛江光雄(ムロさん)は、左遷で地方の小さな支社に異動を命じられ、単身赴任することに。しかし、赴任した先は、ヤクザが行き交う“修羅の街”だった。個性の強い2人の組長の間にはさまれ、一度の仕事のミスが、人生を大きく変える受難の日々が始まる。毎話、究極の選択を迫られる“日本で一番不幸な男”狛江の姿が描かれる。映画「下衆の愛」「獣道」などの内田英治さんが全話の脚本・監督を担当する。

 古田さんが演じる岩切は、人情に厚く仲間を絶対に裏切らない一方で、裏切り者には容赦ない昔かたぎのヤクザ。狛江の左遷先・阿修羅市を牛耳るヤクザの親分だ。狛江は、仕事で起こしたミスがきっかけで、無理やり岩切の舎弟となる。

 古田さんは共演のムロさんについて「いくらいじめられる役をやってもお客さんに笑われるというすごくいい才能を持っています。今回も、殴ってほしそうにしているからオイラは普通に殴っています(笑い)。それがかわいそうに見えると残念ですけど、ムロの場合は面白い」とコメント。続けて、「ムロくん演じる狛江が、オイラが演じる岩切と竜崎にどんどん追いつめられていきます。そんないじめられっ子のムロくんを楽しんでいただければ。いじめられる人によっていじめている側の見え方が変わってきますが、ムロくんはその才能が素晴らしいので、ぜひともいじめられているムロくんを見て、ゲラゲラ笑ってください」とメッセージを送っている。

 ムロさんは、以前共演した舞台で古田さんに「お前は殴られて笑われる、その才能はあるな」と褒められたと明かし、「唯一褒められたのがそこでした。ですから、ちゃんと共演したときにそこだけは生かそうと思って、監督には古田さんが僕を殴るシーンは結構入れてくださいとお願いしました。そこでみんなが面白くなってもらえればいいなと。皆さんにはまず、古田さんが殴るムロを楽しみにしていただきたいです」とコメントを寄せている。

 ドラマは7月から毎週金曜深夜0時12分に放送。

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