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注目映画紹介:「小さな恋のうた」モンパチの楽曲を基にした青春バンドストーリー 佐野勇斗ら注目の若手が集結

映画
映画「小さな恋のうた」の一場面 (C)2019「小さな恋のうた」製作委員会

 3人組バンド「MONGOL800」(モンパチ)の楽曲を基にした映画「小さな恋のうた」(橋本光二郎監督)が24日から渋谷TOEI(東京都渋谷区)ほかで公開される。沖縄の高校生バンドの青春を描いた作品。俳優の佐野勇斗さんや森永悠希さん、鈴木仁さん、眞栄田郷敦(まえだ・ごうどん)さん、女優の山田杏奈さんら注目の若手が顔をそろえた。バンドを軸に、出会いと別れ、恋と友情、沖縄の抱える問題などさまざまな要素を詰め込んだ見応えのあるストーリー。熱いライブシーンなども見どころだ。

 主人公のボーカル担当・真栄城亮多(佐野さん)ら沖縄で人気の高校生バンドは、見る者を熱狂させる実力で東京のレーベルからスカウトを受け、プロデビューが決まる。喜びの絶頂で盛り上がる彼らに1台の車が突っ込み、バンドは行く先を見失ってしまう。そんな彼らの前に現れたのは、1曲のデモテープとフェンスの向こうにある米軍基地に住む一人の少女だった。友への思いを少女に届けるため、彼らは再び楽器を手に取り、立ち上がる……というストーリー。

 亮多のバンド仲間でドラム担当の池原航太郎を森永さん、唯一の女性バンドメンバーである譜久村舞を山田さん、舞の兄で亮多の親友の譜久村慎司を眞栄田さん、バンド仲間で苦渋の選択をするベース担当の新里大輝を鈴木さんが演じる。

 数々の映画作品への出演が相次ぐ佐野さんと森永さんに加え、「4月の君、スピカ。」や連続ドラマ「3年A組-今から皆さんは、人質です-」で注目された鈴木さん、役者初挑戦の眞栄田さん……とフレッシュな若手が顔をそろえた。前半のバンドメンバーが学校生活を謳歌(おうか)している姿から、一見よくある青春映画かと思わせるが、半ばからは急展開。ほのかな恋と友情という定番要素に加え、モンパチの歌に合わせて出会いと別れが濃密に描かれ、沖縄の抱える問題なども絡まり、見応え十分。

 音楽を軸とした物語ならではのライブシーンも大きな見どころの一つだ。バンドメンバーにはクランクイン前に約半年間、楽器を練習する時間が与えられたといい、ライブでは佐野さんらがその成果を存分に発揮している。特に胸打たれたのは、唯一の女性バンドメンバー、山田さんの演技。普段感情を表に出さない舞がたまった思いを吐き出すシーンは圧巻で、心が揺さぶられた。(河鰭悠太郎/フリーライター)

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