なつぞら:“ちりとてちん”貫地谷しほりが12年ぶり朝ドラ帰還 7人目の歴代ヒロイン登場

NHK連続テレビ小説「なつぞら」でアニメーターの大沢麻子を演じる貫地谷しほりさん (C)NHK
1 / 1
NHK連続テレビ小説「なつぞら」でアニメーターの大沢麻子を演じる貫地谷しほりさん (C)NHK

 女優の広瀬すずさんが主演を務める100作目のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「なつぞら」の第55回が6月3日に放送され、2007年度後期の朝ドラ「ちりとてちん」でヒロインを演じた貫地谷しほりさんが登場した。

ウナギノボリ

 貫地谷さんは「ちりとてちん」以来、12年ぶりの朝ドラ。「なつぞら」では「ひまわり」(1996年度前期)の松嶋菜々子さん、「娘と私」(61年度)の北林早苗さん、「ふたりっ子」(96年度後期)の岩崎ひろみさん、「おしん」(83年度)の小林綾子さん、「どんど晴れ」(2007年度前期)の比嘉愛未さん、「純ちゃんの応援歌」(1988年度後期)の山口智子さんに続く、7人目の歴代朝ドラヒロインの登場となる。

 貫地谷さんは今回、美大を卒業後、東洋動画に入社したスゴ腕アニメーターの大沢麻子を演じる。麻子(通称・マコ)は、作画監督の仲(井浦新さん)をサポートし、現場をまとめる。クールに見えるが内面は熱く、誰に対しても物おじしない性格から、社内で孤立することも。

 貫地谷さんは「100作という節目の作品に呼ばれたことはとてもうれしかったです。私にとって朝ドラヒロインになる直前(2007年の大河ドラマ『風林火山』)にとてもすてきな人物を書いてくださった大森寿美男さんの脚本の中にまた飛び込むことができて幸せです。最初はヒロインのなつ(広瀬さん)にきつく接する場面もありますが、だんだんと関係を築いていく流れを楽しみながら演じています。自分の人生を一生懸命生きている登場人物たちをぜひ応援してください」とコメントしている。

テレビ 最新記事