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ヤヌスの鏡:「大映ドラマ」不朽の名作が34年ぶりドラマ化 主人公は桜井日奈子

テレビ
桜井日奈子さんが演じるヒロミ(左)とユミ (C)宮脇明子/集英社 フジテレビ

 1985年に杉浦幸さん主演でドラマ化された宮脇明子さんの人気マンガ「ヤヌスの鏡」が34年ぶりにドラマ化されることが明らかになった。優等生・小沢裕美(ヒロミ)と不良少女“ユミ”という全く別の人格を持ち合わせる主人公を桜井日奈子さんが演じる。

 「ヤヌスの鏡」は、1981~1982年に「週刊セブンティーン」にて連載された宮脇さんの人気マンガ。厳格な家庭に育つ優等生の高校生・小沢裕美が、ある時、厳しい祖母に閉じ込められた納戸の中で、鏡台を見つけたことをきっかけに“ユミ”という全く別の人格を持った不良少女に変貌してしまう……というストーリー。

 1985年にフジテレビでドラマ化され、「古代ローマの神・ヤヌスは、物事の内と外を同時に見ることができたという。この物語は、ヤヌスにもう 一つの心をのぞかれてしまった少女の壮大なロマンである。もし、あなたに、もう一つ顔があったら……」という来宮良子さんのナレーションや、椎名恵さんの主題歌「今夜はANGEL」など、80年代に一世を風靡(ふうび)した「大映ドラマ」の代表作の一つとしても知られている。

 フジテレビが運営する動画配信サービス「FOD」で2019年8月に配信開始予定。

 ◇桜井日奈子さんのコメント

 ヒロミとユミ、同じ人間だけど対照的な2人が色々な人を巻き込んで本当の自分とは何か、葛藤する物語です。原作はお話をいただいてから読みました。

 ヒロミは今まで演じてきた役に近かったのですが、ユミは今までに演じたことがない挑戦的な役でした。ユミの何にも動じない余裕と強さを表現するにはどうすればいいのか、強がりに見えないように気をつけました。衣装やメークが特徴的なので、2人のスイッチの切り替えはそういったことで助けていただきました。

 大人しい優等生でいようとするヒロミと対照的なユミの、それぞれの気持ちに寄り添うことは難しくはなかったです。誰でも多面をもっていると思います。それは、理性がきちんと働く普通の人でも少なからず心のバランスを保つのに必要だし、多面であって当たり前なのかもしれないな、と改めて思いました。誰もが抱える心の悩みに寄り添える作品になれるとうれしいです。

 ◇清水一幸さん(企画・プロデュース)のコメント

 子供の頃、テレビにくぎ付けになった作品の一つに「ヤヌスの鏡」がありました。「古代ローマの神・ヤヌスは……」で始まるナレーション、優等生と不良少女の二役を演じ、変わる主人公の姿にドキドキしたのを覚えています。

 今回、34年の時を経て、改めて映像化に挑戦しようと企画しました。そして、“主人公は誰に?”と考えたときに、この役柄はとにかく普段とのギャップ、不良少女のイメージからかけ離れている方に尽きる!と思い、それは…桜井さんしかいない!と思い、桜井日奈子さんにお願いしました。

 実際の桜井さんの演技はとても素晴らしく、見事に二役を演じきってくれました。普段は優等生の役が多い桜井さんの不良少女姿、こちらも必見です(笑い)。

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