女優の前田敦子さんが6月15日、東京都内で行われた主演映画「旅のおわり世界のはじまり」(黒沢清監督)の公開記念舞台あいさつに共演の加瀬亮さんらと登場した。本作で前田さんらは、撮影のため約1カ月間ウズベキスタンに滞在。劇中では前田さんがウズベキスタンの遊園地で“危険な遊具”に乗るシーンがあり、前田さんは「ぜひ乗ってみてほしいですね、皆さんに。私は4回乗ってしまって……」と苦笑いで振り返り、「もう、大変なことになりました」と遊具の感想を語った。
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遊具はぐるぐると回転するブランコのようなもので黒沢監督がロケハンの際に見つけたといい、黒沢監督は「『これ本当に遊具なの?』という、なかなかのたたずまいで……。僕は乗る気がなかったのでプロデューサーに乗ってもらったら、動き出した瞬間にプロデューサーが絶叫して。『これはいける』と思って、あれにしました(笑い)」と説明。
前田さん同様、遊具を体験したという加瀬さんは「テストで前田さんが乗ったとき、すごい顔をして降りてきて。涙が止まらない様子だったので、最初は『おおげさだな』と思っていたんですけど……」と明かし、前田さんから「ひどーい!」と責められつつ、「乗ってみたら、僕は1回で十分という感じでした」と苦笑交じりに感想を語っていた。
「旅のおわり世界のはじまり」は日本とウズベキスタンの初の合作映画で、両国の国交樹立25周年、ナボイ劇場の完成70周年を記念して製作。“舞台で歌う”という夢への情熱を胸に秘めたテレビ番組リポーターの主人公・葉子(前田さん)が、番組のクルーと取材のためにウズベキスタンを訪れ、異国でのさまざまな出会いによって、新しい扉を開き、成長していく……という内容。
舞台あいさつには染谷将太さん、柄本時生さん、ウズベキスタンの人気俳優のアディズ・ラジャボフさんも出席。ガイラト・ファジーロフ駐日ウズベキスタン大使も登場し、黒沢監督と前田さんへの花束贈呈も行われた。
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