GENERATIONS中務裕太&小森隼:「HiGH&LOW THE WORST」で俳優デビュー 数原龍友の初ソロ楽曲が劇中歌に

映画「HiGH&LOW THE WORST」に出演する「GENERATIONS from EXILE TRIBE」の小森隼さん(左)と中務裕太さん(C)2019 高橋ヒロシ(秋田書店) / 「HiGH&LOW」製作委員会
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映画「HiGH&LOW THE WORST」に出演する「GENERATIONS from EXILE TRIBE」の小森隼さん(左)と中務裕太さん(C)2019 高橋ヒロシ(秋田書店) / 「HiGH&LOW」製作委員会

 「EXILE TRIBE」のエンターテインメントプロジェクト「HiGH&LOW」の新作映画「HiGH&LOW THE WORST」(久保茂昭監督、10月4日公開)に、ダンス&ボーカルグループ「GENERATIONS from EXILE TRIBE」の中務裕太さんと小森隼さんが出演し、俳優デビューすることが7月5日、分かった。中務さんと小森さんは、「希望ヶ丘団地」で育った絶大なパワーを持つ兄・尾々地真也と、弟・正也の通称“オロチ兄弟”を演じ、激しいアクションも披露する。

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 さらに、オロチ兄弟のテーマ曲として、GENERATIONSの書き下ろし楽曲「SNAKE PIT」が使用されることと、同グループのボーカル・数原龍友さん初のソロ楽曲「Nostalgie」が劇中歌として使用されることも発表された。

 映画は、「HiGH&LOW」シリーズに登場する“漆黒の凶悪高校”鬼邪高校と、高橋ヒロシさんの不良マンガ2作品「クローズ」「WORST」に登場する幹部以外スキンヘッドの最強軍団・鳳仙学園が頂上決戦を繰り広げる姿が描かれる。

 「HiGH&LOW」は、ドラマや映画、SNS、配信、マンガ、オリジナルベストアルバム、ライブなどが連動した「EXILE TRIBE」によるエンターテインメントプロジェクト。「山王連合会」「White Rascals」「鬼邪高校」「RUDE BOYS」「達磨一家」の五つのチームが拮抗(きっこう)するSWORD地区を舞台に、男たちのプライドを懸けた壮絶な戦いや仲間との友情、絆などを描いてきた。

 ※注:高橋ヒロシさんの「高」ははしごだか。

 ◇尾々地真也役の中務裕太さんのコメント

 ――俳優デビュー作について。

 HiGH&LOWはLDHの一大プロジェクトでもあり、自分自身HiGH&LOWのファンで好きな作品が、俳優デビュー作になるのはとても光栄です。

 ――オファーを受けた率直な感想は。

 ずっとHIROさんに「HiGH&LOWに出たいです」と直談判していましたので、オファーを受けた時は夢がかなったと、すごく喜んだのを覚えています。不安な気持ちよりワクワクの気持ちの方が大きかったです。

 ――初めて演技に挑戦した感想は。

 演技は自分じゃない誰かの人生を生きられる……。そんなすごくいい経験をさせていただけました。今までの自分だと感じられなかった感情や感覚がありとても楽しかったです。

 ――アクションやそのほかで意識したことは。

 アクションは不良上がりのとび職の役ということで、きれいなアクションではなくできるだけ泥臭くなるようにワザと荒くやってみたりしました。普段からアクロバットなど体を使うことは得意なのですが、アクションはアクロバットとはまた違う感覚で練習から楽しんで取り組むことができました。

 ――ファンに向けてのメッセージを。

 この度、初の演技に挑戦して人生の中でとても貴重な経験をさせていただきました。まさかダンス一筋でやってきた自分が演技をする日が来るとは思ってもいませんでしたので、自分自身とても驚いています。尾々地真也を演じ、役に入り込んでいくにつれて、中務裕太とは違う感覚が自分の中で芽生えてきてとても不思議な感覚でした。これからのGENERATIONSのパフォーマー人生の中で、必ず生かされるような経験をできたことをとても誇りに思っています。出演者の皆さん、そしてスタッフの皆さんと共に作り上げた、笑いあり、涙あり、アクションあり盛りだくさんのすてきな作品になっていますので、この作品がたくさんの方に届くことを心から願っています。

 ◇尾々地正也役の小森隼さんのコメント

 ――オファーを受けた率直な感想は。

 オファーを受けた時は正直何も考えられませんでした。今までGENERATIONSとしてグループの活動しかしたことがなく、個人的にはMCの仕事やバラエティーなどが多かったこともあり、自分が役者として現場に行くこと、どのような姿勢で取り組むべきなのか本当にイメージできませんでした。ですが、新しく何かにチャレンジする時の根拠のない自信が湧いてきましたし、それに比例するように不安があったのも事実です。今はお話をいただけて良かったと思ってます。

 ――初めて演技に挑戦した感想は。

 同じことを言いますが本当に何も考らえれませんでした(笑い)。やはり経験がなかったため、自分が今やっていることが正しいのか間違っているのかの判断基準がないので不安という気持ちも分からないくらいでした。ですが、久保監督含め高橋ヒロシ先生や周りの皆さんのアドバイスをいただき、少しずつ自分自身を見つけにいった感じです。

 ――アクションやそのほかで意識したことは。

 アクション練習はとても楽しかったです! なんせ体を動かすことは慣れているので! 連日の演技練習で自分の中では答えを見つけられないモドカシイ気持ちの中でのアクション練習でしたので、体を動かすアクション練習は本当に楽しんでました。こうすればよりカッコよくアクションが見える!とか、こう動きたい!とか頭の中で答えを見つけられるのですが、アクションも自分の思うように動かない体にとても悩みました。元々がオラオラしている性格ではないので、アクションシーンでは自分の感情にはない、怒りや勢いみたいなものを特に意識しました。

 ――ファンに向けてのメッセージを。

 このお話をいただいた時、根拠のない自信もありました。ですが、時間がたつにつれ正直すごく不安でした。いろいろと考えてしまう自分もいて、本当に自分がこの役をやっていいのか……。メンバーやファンの方はどう思うのだろうか?など、ネガティブな気持ちばかりが募っていき、今後の自分のビジョンの話など何度もスタッフさんと話をしました。その中で、やはり新しい自分に出会いたい、新しいチャレンジにしたいと思う気持ちが強くなり、この作品に臨みました。たくさんの方に支えられて今回の尾々地正也を演じさせていただきましたので、皆さんぜひ僕が演じた尾々地正也を好きになっていただけるとうれしいです。HiGH&LOW THE WORST、よろしくお願いいたします。

 ◇劇中歌「Nostalgie」を歌う数原龍友さんのコメント

 ――話をもらった時の率直な感想は。

 やっとソロでの楽曲に挑戦させてもらえる……。その喜びの気持ちでいっぱいでした。GENERATIONSとしての活動の中でたくさんの経験をさせていただきましたが、それぞれのメンバーが俳優業やバラエティー、さまざまな場所で表現の幅を広げていく中、自分としては一日でも早くGENERATIONSの数原龍友ではないソロでの数原龍友を、世の中に届けていきたいという気持ちが大きくなっていたので素直に、うれしい。その思いだけでした。

 ――「Nostalgie」に挑戦してみての感想は。

 GENERATIONSで歌う楽曲は、主にダンスミュージックが主流なので「Nostalgie」はボーカリストとしての本質を改めて問われるそんな楽曲でした。レコーディングにはかなり時間をかけてこだわらせていただきましたので、ぜひ、細かい表現を皆さんなりに感じていただきたいです。

 ――曲に込めた思いや「Nostalgie」はどんな曲か。

 この楽曲はすごく自分を投影しやすく、自然と歌詞が入ってきました。2番の歌詞で「変わることは勇気だと 大人になる度 そう 気がついた」と、ありますがちょうどこの曲をレコーディングした時期に、自分自身、心を、今までの考えを、大きく変えなければいけない決断が迫られている時期でした。そんな時にこの歌詞が浮かび、自分が変わることは今までの生き方を変えるということでもあり、未知な部分や怖さがありましたが、この歌詞に救われました。まさか自分が歌う楽曲に自分が救われるとは思ってもみなかったので驚きましたがその分、思い入れが強くなりました。何か変わらなければいけない。決断が迫られている。そんな方々に変わることは怖いかもしれないけれど、自分が変わることでまた道が開けるかもしれない……。そんな思いが伝わるとうれしいです。

 ――ファンに向けてのメッセージを。

 ついに念願であった初のソロ楽曲「Nostalgie」が完成しました。きっと皆さんにも共感していただける部分がたくさんあると思います。GENERATIONSの数原龍友とはまた一味違う数原龍友を「Nostalgie」から感じていただければうれしいです。

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