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唐沢寿明:新ドラマ「ボイス 110」に絶対的に自信 「見ていくとはまるタイプ」

テレビ
連続ドラマ「ボイス 110緊急指令室」に出演する唐沢寿明さん

 7月13日スタートの連続ドラマ「ボイス 110(イチイチゼロ)緊急指令室」(日本テレビ系、土曜午後10時)で、主人公の敏腕刑事・樋口彰吾を演じる唐沢寿明さん。本作は、電話による通報から「3分で現場到着、5分で現場確認、10分で検挙」という被害者の生死を分ける 「クライシスタイム」内に、人々を救っていくタイムリミットサスペンスドラマ。シリアスな展開が連続する骨太の内容で、「怖いもの見たさというか、見ていくとはまるタイプの作品ですね。絶対的に自信があります」と胸を張る唐沢さんに、ドラマの見どころなどを聞いた。

 ◇リメーク作品も「自分の年齢に近い感覚」で解釈

 ドラマは、犯罪被害者からの110番通報に迅速に対応すべく日夜戦い続ける警察の緊急指令室を舞台に、刑事とボイスプロファイラー(声紋分析官)の活躍を描く。唐沢さんは勘と行動力で突き進む“凄腕(すごうで)刑事”で、猟奇殺人犯に妻を殺され、犯人への復讐(ふくしゅう)に燃える樋口彰吾、真木よう子さんが父を殺害された過去を持つ緊急指令室の室長で、どんなかすかな音も聞き逃さないボイスプロファイラーの橘ひかりを演じる。

 本作は、日本でも人気を博した韓国のサスペンスドラマ「ボイス~112の奇跡~」のリメーク作品。唐沢さん演じる樋口にあたる、原作ドラマのキム・ジニョクは、42歳の俳優、チャン・ヒョクさんが演じており、唐沢さんは「まず、俺のやる役が、原作だと若い(笑い)。なんで俺のところにオファーが来たのかが分からなくて、『俺じゃないんじゃない?』って事務所に何度も言ったの」と率直な感想を口にする。

 原作ドラマではジニョクが、怒鳴り散らすシーンが散見されたが、唐沢さんは、こうしたシーンに「年齢の違いもあって、俺の年から見ると違和感を感じた」といい、「自分の年齢に近い感覚で、大人っぽく解釈して演じています」と役作りについて明かす。

 初日からハードなアクションを繰り広げ、体中がアザだらけになる体当たりの演技を見せているという唐沢さん。「THE LAST COP/ラストコップ」(同局系)など過去作でもアクションを披露し、本作でも準備して臨んだが、「シンプルな殴ったり、蹴ったりだけじゃなくて、関節技を決める」など、複雑な技の数々に悪戦苦闘。「(相手役に)本当のプロレスラーが入っていたり、アマチュアボクサーがいたり、とんでもないことになっていましたね」と苦笑いを浮かべるが、「最近、やっと慣れてきた」と手応えを感じている様子だった。

 ◇真木よう子らと火鍋でチームワーク深める

 唐沢さん演じる樋口彰吾は、かつては凄腕の刑事。3年前、正体不明の暴漢により妻を撲殺されたことが心に重い十字架となって残り、酒を飲んでは妻の幻影に涙する日々が続いた。そんなある時、港東署の緊急指令室にECU(Emergency Call Unit)が発足。樋口は、ECU緊急出動班の班長として活躍することとなる。

 樋口について、唐沢さんは「家族思いなんだけど、よくあるように仕事が忙しくて、家庭を顧みることができなくて、そんなことを繰り返していたら、奥さんを殺されてしまうんですが、すごく奥さんや家族を大事に思っていたんですよね」と解説し、「だからこその復讐劇、ストレートな感情。悪人とか、そういうやつらに対する、絶対に許せない正義感が魅力的です」と持論を展開。「一般の方も、共感できるポイントは多いと思いますよ。犯人に暴力を振るってしまうところはありますけど、特別危ないよねってわけではないし、理解してくれるレベルだと思います」と語る。

 樋口に指令を出す、室長でボイスプロファイラーのひかりを演じる真木さん、樋口を兄貴と慕い、現場でバディを組む若手敏腕刑事・石川透を演じる増田貴久さんとは、本作で初共演を果たした。シリアスなドラマのため、現場で和気あいあいとする場面は多くないというが、共演の木村祐一さん、唐沢さんの妻の山口智子さんらを含めて、火鍋を食べに行ったそうで、「出演者でそういう会をもっと設けていきたいと思っています」と、チームワークを深めていきたいという。

 ◇シリアスな展開に「自分も早く見たい」

 最後に、ドラマの見どころを聞くと、「全体的に怖いんですけど、怖いもの見たさというか、見ていくとはまるタイプの作品ですね。絶対的に自信があります。犯人が誰なんだとか、泣けるシーンもいっぱいあるし、視聴者が一緒に怒ってくれるシーンもある」とコメント。シリアスな展開となっている本作は「なかなかこういう作品って見られないから、自分も早く見たいですね。どうなっているのか、気になるもん」と話す。今どき珍しくなった骨太の本格ドラマをしっかりと楽しみたい。

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