なつぞら:第15週視聴率20.2%で大台キープ なつは坂場の情熱に心動かされ…

NHKの連続テレビ小説「なつぞら」主演の広瀬すずさん
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NHKの連続テレビ小説「なつぞら」主演の広瀬すずさん

 女優の広瀬すずさんが主演を務めるNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「なつぞら」の第15週は「なつよ、ワクワクが止まらない」(7月8~13日)の週間平均視聴率が20.2%(ビデオリサーチ調べから算出、関東地区・以下同)だったことが7月16日、分かった。前週第14週「なつよ、十勝さ戻って来い」(7月1~6日)の21.6%からダウンしたものの、20%の大台はキープした。

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 第15週では、なつ(広瀬さん)が初めて原画を務める漫画映画の制作が動き出す。坂場(中川大志さん)の自分勝手な進め方に麻子(貫地谷しほりさん)は反発するが、なぜかなつは彼の情熱に心を動かされていく。一方、なつの兄・咲太郎(さいたろう、岡田将生さん)は、テレビ時代の到来を見越し、洋画にアテレコする声優たちの会社を設立するが……という展開だった。

 「なつぞら」は節目となる100作目の朝ドラで、脚本家の大森寿美男さんのオリジナル作。広瀬さん演じるヒロインの奥原なつは1937年、東京生まれの設定。大空襲を生き延びるものの、両親を戦争で失う。兄・咲太郎、妹・千遥と別れ、父の戦友だった柴田剛男に一人引き取られ、北海道の十勝地方に移り住む。柴田家の家業である酪農を手伝う中、持ち前の明るさを取り戻し、北海道移民1世である剛男の義父・泰樹から、開拓者精神とともに人生で大切なことを学んでいく。

 高校卒業後は上京して、当時、「漫画映画」と呼ばれ、草創期を迎えていたアニメ業界に飛び込む。画家志望の友人・山田天陽から、手ほどきを受けたデッサンの腕前を生かし、自然の中での生活で磨かれたみずみずしい感性を発揮していく……というストーリーが展開する。全156回を予定。

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