松雪泰子:おきて破りで自分勝手な天才工学者に NHKドラマ「ミス・ジコチョー」主演

NHKの連続ドラマ「ミス・ジコチョー~天才・天ノ教授の調査ファイル~」で主演を務める松雪泰子さん=NHK提供
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NHKの連続ドラマ「ミス・ジコチョー~天才・天ノ教授の調査ファイル~」で主演を務める松雪泰子さん=NHK提供

 女優の松雪泰子さんが、10月スタートのNHKの連続ドラマ「ミス・ジコチョー~天才・天ノ教授の調査ファイル~」に主演することが分かった。天才工学者が、毎回さまざまな事故を第三者の目で調べる「事故調査委員会(事故調)」に招かれ、秘められた真相に挑むミステリーエンターテインメント。松雪さんはおきて破りで自分勝手なヒロイン・天ノ真奈子(あまの・まなこ)を演じる。

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 真奈子は、とある一流大学の工学部教授。失敗の責任を追及するのではなく、直接の原因と背景的・社会的な原因を究明して知識化し、再発防止に役立てる学問「失敗学」を武器に、草食男子の助手や周囲の人々を振り回しながら、事故の背景に潜む人間模様や社会のひずみに切り込んでいく。

 ドラマは連続ドラマ「半沢直樹」「陸王」(TBS系)の八津弘幸さん、「おっさんずラブ」(テレビ朝日系)の徳尾浩司さんらによるオリジナル脚本。 堀井新太さん、須藤理彩さん、高橋メアリージュンさん、余貴美子さんらも出演する。

 松雪さんは「失敗学の概念を基に、さまざまな事故の謎に切り込んでいき、その失敗の元となっているヒューマンエラーを解明し人や環境を正していく物語。真奈子はそれをクレバーに、時にユーモアを交えながら気持ちよく解決してくれます。その姿はとても魅力的で、言葉に力があり、希望を与えてくれます。そんな新しい魅力の持ち主の、真奈子に挑戦できることを、楽しみにしております。理系な概念から哲学的思考に極めてポジティブに落とし込んでいく解決法は爽快感を与えてくれます。心して演じたいと思います」とコメントしている。

 NHK「ドラマ10」枠(総合、金曜午後10時)で10月18日から放送される。

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