なつぞら:広瀬すず「この時間がなくなることがとても怖い」 ガイド本でドラマ終盤への思い

NHK連続テレビ小説「なつぞら」ヒロインの広瀬すずさん=NHK出版提供
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NHK連続テレビ小説「なつぞら」ヒロインの広瀬すずさん=NHK出版提供

 女優の広瀬すずさんが、7月25日に発売されたNHKの連続テレビ小説(朝ドラ)「なつぞら」のガイドブック第2弾「NHKドラマ・ガイド 連続テレビ小説 なつぞら Part2」(NHK出版)で、ヒロインのなつとしてドラマ終盤への思いを明かしている。

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 広瀬さんはガイド本に寄せられた直筆メッセージの中で、「本当に自分の力不足を実感する瞬間が正直毎日のようにあります」と告白。それでも「なつと一緒にいっぱい愛情をいただきながら立っています。本当にありがとうございます」と感謝し、「この時間がなくなることがとても怖い。私、なつぞらの皆さんがもう、心の底から大好きなんです」とつづっている。

 今回のガイドブックには、広瀬さんのスペシャルインタビュー、広瀬さんと坂場役の中川大志さんによる対談、出演者紹介や最終回までのあらすじを収録。「ドラマで分かる アニメーション制作」「日本・アニメーションクロニクル」「昭和の新宿史」といった物語にちなんだ特集、草刈正雄さん扮(ふん)する人気キャラクター・泰樹の名言&名場面を集めた「ガンコじいさん 泰樹語録」といった企画ページも楽しめる。価格は1200円(税抜き)。

 「なつぞら」は、100作目の朝ドラで、脚本家の大森寿美男さんのオリジナル作。戦後、北海道・十勝地方に移り住み、移民1世の柴田泰樹から開拓者精神を学んだなつは、高校卒業後に上京。当時「漫画映画」と呼ばれ、草創期を迎えていたアニメ業界に飛び込む。画家志望の友人・山田天陽から手ほどきを受けたデッサンの腕前を生かし、自然の中での生活で磨かれたみずみずしい感性を発揮していく……というストーリーが展開する。

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