ノーサイド・ゲーム:第3話 崖っぷち“GM君嶋”大泉洋が黒字への“秘策” “キャプテン”高橋光臣らは不満

連続ドラマ「ノーサイド・ゲーム」第3話のワンシーン(C)TBS
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連続ドラマ「ノーサイド・ゲーム」第3話のワンシーン(C)TBS

 俳優の大泉洋さんがTBS系のドラマ枠「日曜劇場」(日曜午後9時)で初主演する連続ドラマ「ノーサイド・ゲーム」の第3話が7月28日、放送される。第3話の副題は「仲間を信じて戦え! 涙の大逆転なるか?」。ホラン千秋さんらがゲスト出演する。

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 同話の予告映像には「新たな秘策はラグビー教室!?」「闘いはグラウンド外へ…」というテロップと共に、「トキワ自動車」のラグビーチーム「アストロズ」のメンバーたちが不満を爆発させるシーンや君嶋隼人(大泉さん)がチームのメンバーに「グラウンドだけが君たちの戦場じゃないんだよ」と熱く語りかける姿などが収められている。

 「アストロズ」のゼネラルマネジャー(GM)を務める君嶋は、さまざまな数字を分析し黒字への可能性を探る。昨年の平均観客数は非常に少なく、その観客の大多数は無料同然で配られたチケットでの入場者だった。人気もなくチケットも売れなければ黒字化など不可能。さらに、プラチナリーグに参加している企業チームは「日本蹴球協会」に高額の参加費を払っている。協会はその資金を元手に試合の運営や宣伝、チケットの販売管理などを行っているが、参加費に見合うリターンがあるわけではない。

 そこで、君嶋は各チームのGMが集まる会議で収益向上のために「知恵を出し合おう」と提案するが、協会専務理事の木戸祥助(尾藤イサオさん)に一蹴され、他チームのGMたちからの賛同を得られない。

 そんな中、君嶋はファン獲得のために地元に密着した活動を思案。しかし、予算がかかるため、追加予算を獲得するべく役員会議で滝川桂一郎常務(上川隆也さん)と対決することに。

 数日後、「アストロズ」監督の柴門琢磨(大谷亮平さん)は過酷で高度な練習を消化させるため、選手をクラブハウスに寝泊まりさせ合宿を始める。仕事以外はラグビー、その合間にはファンを増やすためのボランティア活動をさせられる選手たちは不満を募らせていく。キャプテンの岸和田徹(高橋光臣さん)は何とかチームをまとめようと頑張るが、心身ともに疲労し、練習中に怪我をしてしまう。病院に運ばれた岸和田は、そこで車椅子の少年・雄太(高木波瑠くん)とその母親(ホラン千秋さん)に出会う……というストーリー。

 ドラマは、「半沢直樹シリーズ」「陸王」「下町ロケット」などで知られる人気作家・池井戸潤さんの新作同名小説(ダイヤモンド社)が原作。大泉さんが池井戸さん原作ドラマへの出演、同局の連続ドラマに主演するのは、共に初めて。大手自動車メーカー「トキワ自動車」で働いていたが工場に左遷され、低迷中のラグビーチーム「アストロズ」のGMを兼務することになった君嶋が自身とチームの再起に挑む姿を描く。

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