吉岡秀隆:「八つ墓村」で再び金田一に 閉所、暗所が苦手で鍾乳洞ロケに「恐怖」 

NHKのスペシャルドラマ「八つ墓村」 の試写会に出席した吉岡秀隆さん(左)と村上虹郎さん
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NHKのスペシャルドラマ「八つ墓村」 の試写会に出席した吉岡秀隆さん(左)と村上虹郎さん

 俳優の吉岡秀隆さんと村上虹郎さんが8月26日、東京・渋谷のNHK放送センターで行われた横溝正史原作のスペシャルドラマ「八つ墓村」(NHK・BSプレミアム)の試写会に出席。昨年放送の「悪魔が来りて笛を吹く」(同)に続き、主人公の金田一耕助を演じた吉岡さんは、鍾乳洞でのロケについて「本当に暗くて、携帯電話はもちろん圏外で、ちょっと恐怖を覚えました。なんか心臓がドキドキして。閉所と暗所が(苦手なので)」と告白。さらに 「村上君と一緒に表でたばこを吸って、おいしかったなあ」としみじみ振り返っていた。

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 「八つ墓村」は、1949年に発表され、横溝作品としては最多9回の映像化を誇る人気作。実際の連続殺人事件に着想を得て、そこに鍾乳洞、因習、たたりといった要素を加えた一級のミステリーとなっている。

 物語は、戦国時代に村人が8人の落武者を惨殺し、大正時代に旧家の当主が32人の村人を殺害した過去を持つ、八つ墓村が舞台。その旧家・田治見家に、長らく縁が途絶えていた辰弥が跡継ぎとして戻ってくる……と展開する。

 田治見家の跡取りとして呼び戻され、事件に巻き込まれる井川辰弥(原作では寺田姓)役で出演してる村上さんは、「『八つ墓村』の撮影しているよって言うと、『スケキヨでしょ!』って言われるんですね。それは『犬神家(の一族)』なんで、そこをもう一度、皆さんにしっかりと認識してもらたらな」と話し、会場の笑いを誘っていた。

 ドラマには真木よう子さん、蓮佛美沙子さん、音尾琢真さんらも出演。NHK・BSプレミアムで10月12日午後9時~同10時59分に放送される。

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