中村橋之助:襲名後初のドラマ出演 「ノーサイド・ゲーム」で父・芝翫と親子共演

連続ドラマ「ノーサイド・ゲーム」に出演する中村橋之助さん(左)と中村芝翫さん (C)TBS
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連続ドラマ「ノーサイド・ゲーム」に出演する中村橋之助さん(左)と中村芝翫さん (C)TBS

 歌舞伎俳優の中村橋之助さんが、俳優の大泉洋さん主演の連続ドラマ「ノーサイド・ゲーム」(TBS系、日曜午後9時)の第8話(9月1日放送)に出演することが8月31日、明らかになった。橋之助さんがドラマに出演するのは、襲名後初めて。劇中では、回想シーンで父・中村芝翫さんが演じるカザマ商事の3代目社長・風間有也の学生時代を演じる。橋之助さんが、芝翫さん演じる人物の若い頃を演じるのは、テレビ東京で2015年に放送されたドラマ「検事 沢木正夫3 共犯」以来、2回目。

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 橋之助さんは、ドラマ出演に「ファンとして毎週楽しみに見ているこの番組に出演する機会をいただけて光栄です」と喜び、「橋之助を襲名後初めての親子共演です。ぜひご覧ください!!」とコメント。芝翫さんは「僕の若い頃を息子が演じるのは不思議な感覚ですね」と語っている。

 回想シーンには、上川隆也さん演じる滝川の学生時代役で溝口琢矢さん、2人の友人役で時任勇気さんも出演する。

 原作は、「半沢直樹シリーズ」「下町ロケット」などで知られる人気作家・池井戸潤さんの新作同名小説(ダイヤモンド社)。大手自動車メーカー「トキワ自動車」で働いていたが工場に左遷され、低迷中のラグビーチーム「アストロズ」のGMを兼務することになった君嶋が、自身とチームの再起に挑む姿を描く。

 ◇中村橋之助さんのコメント

 ファンとして毎週楽しみに見ているこの番組に出演する機会をいただけて光栄です。母校がラグビーが盛んなのでルールなどはもともと知っていましたが、ドラマでは戦術なども解説されていて勉強になりました。そして僕は里村のファンでした。

 父が演じている風間がどういう男なのか100%は分かっていなかったのですが、衣装を着て監督とお話をして、ボンボンなんだなあということが分かりました(笑い)。橋之助を襲名後初めての親子共演です。ぜひご覧ください!!

 ◇中村芝翫さんのコメント

 20数年前に大河ドラマ「毛利元就」では橋之助は僕の孫役で出演したんです。その時の長男役は上川隆也さんで、息子を抱いている姿があるんですよ。上川さんとは同い年で、今回は同級生の役で、僕の若い頃を息子が演じるのは不思議な感覚ですね。なんだかご縁を感じて感慨深いです。

 このドラマには君嶋さんと柴門さんの若い時の回想もありましたが、風間と滝川の若い時はあの2人とは対照的な感じがしますね。何よりも大事なのは滝川の生い立ちです。若い頃からの積み重ねというか、育ちの違いが今の風間と滝川につながります。それが少しでもご覧になる方に伝わればいいですね。

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