なつぞら:第23週「なつよ、天陽くんにさよならを」 視聴率20.8%で全日大台達成

NHKの連続テレビ小説「なつぞら」主演の広瀬すずさん
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NHKの連続テレビ小説「なつぞら」主演の広瀬すずさん

 女優の広瀬すずさんが主演を務めるNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「なつぞら」の第23週「なつよ、天陽くんにさよならを」(9月2~7日)の週間平均視聴率が20.8%(ビデオリサーチ調べから算出、関東地区)だったことが9月9日、分かった。第14週「なつよ、十勝さ戻って来い」(7月1~6日)以来9週ぶりに、全日で20%の大台を達成した。

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 第23週「なつよ、天陽くんにさよならを」では、体調を崩し、入院していた天陽(吉沢亮さん)は、ある時、病院を抜け出し、徹夜で一枚の絵を描き上げ、その後、帰らぬ人となる。夏が過ぎ、娘の優を連れてなつ(広瀬さん)は久しぶりに十勝に帰省。そこで天陽の思いを知る。そしてなつは、坂場(中川大志さん)らと共に、新たなアニメーション作りに挑戦することを決意する……という展開だった。

 「なつぞら」は、100作目の朝ドラで、脚本家の大森寿美男さんのオリジナル作。戦後、北海道・十勝地方に移り住み、移民1世の柴田泰樹から開拓者精神を学んだなつは、高校卒業後に上京。当時「漫画映画」と呼ばれ、草創期を迎えていたアニメ業界に飛び込む。画家志望の友人・山田天陽に手ほどきを受けたデッサンの腕前を生かし、自然の中での生活で磨かれたみずみずしい感性を発揮していく。

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