稲垣来泉:「TWO WEEKS」で話題の子役 ドラマPが“末恐ろしい”と感じた「ナチュラルさ」と「能動性」

連続ドラマ「TWO WEEKS」に出演している(左から)比嘉愛未さん、稲垣来泉ちゃん、三浦春馬さん
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連続ドラマ「TWO WEEKS」に出演している(左から)比嘉愛未さん、稲垣来泉ちゃん、三浦春馬さん

 俳優の三浦春馬さん主演の連続ドラマ「TWO WEEKS(トゥーウィークス)」(カンテレ・フジテレビ系、火曜午後9時)で、“はなちゃん”こと青柳はなを熱演している稲垣来泉ちゃん(8)。劇中で愛くるしい笑顔を見せ、可愛らしい話し方をする来泉ちゃんに、SNSでは「癒やし」「可愛い!」「メロメロにされちゃってる」といった声が上がり、盛り上がりを見せている。「来泉ちゃんは天才! 末恐ろしい女優だと思います」と語るドラマの岡光寛子プロデューサーに、来泉ちゃんの魅力を聞いた。

 ◇オーディションで抜てき 豊かな感受性と泣きの演技に「グッときた」

 来泉ちゃんは、2011年1月5日生まれの8歳。岡光プロデューサーは、来泉ちゃんが出演したNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「とと姉ちゃん」、連続ドラマ「アンナチュラル」「この世界の片隅に」(共にTBS系)、映画「人魚の眠る家」(堤幸彦監督)などでの活躍を見てきたという。

 父娘による父性愛がテーマとなった今作で、はな役は「とても重要な役」と力を込める。今回、来泉ちゃんはオーディションで選び、「演技が子役っぽくなくとてもナチュラル。それに、『こういう演技をお願いします』というと即座に対応する感受性が豊かでした。その中で、来泉ちゃんがわんわん泣いた。その演技にとてもグッとくるものがありました」と起用の理由を説明する。

 さらに、岡光プロデューサーは、「はなは白血病だけど明るい子という設定にしたかった」といい、「来泉ちゃんは天真らんまんで、人懐っこく、共通している部分が多かった」と話す。

 ◇自ら演技を変更… 三浦春馬&比嘉愛未も「芝居を引き出された」

 ドラマは、殺人のぬれ衣を着せられ逮捕された結城大地(三浦さん)が、白血病の娘はなを救おうとする2週間の逃亡劇を描いている。劇中では、移植手術を控えるはなが、ドナーである結城に思いをはせる姿が印象的だ。中でも、第8話ではなが母・すみれ(比嘉愛未さん)の目を盗んで結城に電話をするシーン。はなが可愛らしい声で「パパですか?」と聞いたり、父娘が笑顔で会話をしたりする姿に、SNSには「ときめくわ!」「魔性の女になる恐れを感じた」「はなちゃんの電話テクが末恐ろしい」などといったコメントが多数、書き込まれ、大きな反響を呼んだ。

 岡光プロデューサーは、来泉ちゃんの演技について「天才」と思った節が「たくさんあった」という。「渡した台本を『どう読んだら、そういう演技になるのか?』って、来泉ちゃんに聞いたら『今、はなちゃんはこういう感情だと思うから、こういうふうに思いました』って。監督たちが、来泉ちゃんに芝居をつけたという話も聞いたことがありません」と驚きを隠せない。

 さらに、結城とはなが幻想の中で会話をするシーンを放送で見た来泉ちゃんが「受けの演技を変えたい」と提案してきたといい、「途中から突然、演技を変えてきたんです」と驚かされたエピソードを明かす。「三浦さんと比嘉さんも『来泉ちゃんに芝居を引き出されている』と言っていました」と共演者、スタッフも絶賛している。

 岡光プロデューサーに、ずばり、来泉ちゃんが視聴者をメロメロにさせている理由を聞くと「癒やしのオーラがあるのは間違いありません。表情がとても豊かで周りの人を笑顔にさせる。もうキャスト、スタッフ共、メロメロです(笑い)」という答えが返ってきた。「演技力があり、みんなに愛される力を持っている。それを自然にやっているところがすごい」と話し、来泉ちゃんの魅力が「うまく画面に伝わっているんだと思います」と熱く語る。

 9月17日午後9時からは、いよいよ最終回が放送される。岡光プロデューサーは「結城とはなの2人のシーンは最高です」といい、「特に後半に向けての来泉ちゃんの演技に対する集中力はすごいものを感じました。来泉ちゃんの涙に、何度も泣かされました。2週間の逃亡劇の結末をお楽しみください」と見どころを語った。

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