監察医 朝顔:上野樹里“朝顔” 8分の講義に視聴者「ドラマ史に残る名場面」「泣けた」

連続ドラマ「監察医 朝顔」第10話のワンシーン(C)フジテレビ
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連続ドラマ「監察医 朝顔」第10話のワンシーン(C)フジテレビ

 女優の上野樹里さん主演のフジテレビの“月9”ドラマ「監察医 朝顔」(月曜午後9時)の第10話が9月16日に放送された。同話では、主人公で興雲大学法医学教室に勤める法医学者の朝顔(上野さん)が、約8分にわたり、生徒たちに対して行った講義に、SNSでは「上野樹里の演技に引き込まれた」「ドラマ史に残る名場面」「圧巻!」「自然に泣けた」といった声が多数上がった。

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 同話では、朝顔が興雲大学法医学教室の主任教授・夏目茶子(山口智子さん)の代わりに講義を行うことに。「承諾なく体を切り刻むのって、人間の尊厳みたいなものを傷つけていませんか?」という生徒からの質問を機に、朝顔が「その気持ち、よく分かります」と切り出し、「正しい死因が分かれば遺族の悲しみを和らげることができるかもしれない」「法医学者は命を救うことはできないがご遺体に耳を傾けることができる唯一の存在」などと語る。

 さらに、「災害国である日本で正しい死因を知ることは今後死者を減らすことにつながっていく」「亡くなられた方の命から学び、事前に正しい対処や適切な設備を整える必要がある」と訴えた。

 ドラマは、マンガ誌「漫画サンデー」(実業之日本社、現在は休刊)で連載された作・香川まさひとさん、画・木村直巳さん、監修・佐藤喜宣さんのマンガを原作に、設定をアレンジ。東日本大震災で母が行方不明となった新米法医学者の万木朝顔と、朝顔の父でベテラン刑事の万木平が各話で、かたや解剖、かたや捜査で遺体の謎を解き明かしながら、遺体から見つけ出された“生きた証し”が残された人たちの心を救っていく様をハートフルに描くヒューマンドラマ。

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