サザエさん:実写ドラマの40代タイコは堀内敬子 起業のイクラを心配 就活苦戦のタラオへの助言も

スペシャルドラマ「磯野家の人々~20年後のサザエさん~」に波野タイコ役で出演する堀内敬子さん(C)フジテレビ
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スペシャルドラマ「磯野家の人々~20年後のサザエさん~」に波野タイコ役で出演する堀内敬子さん(C)フジテレビ

 フジテレビ開局60周年記念とアニメ「サザエさん」の放送50周年を記念し、“20年後の磯野家”をオリジナルストーリーで描くスペシャルドラマ「磯野家の人々~20年後のサザエさん~」で、女優の堀内敬子さんが、40代となった波野タイコを演じることが10月25日、明らかになった。

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 サザエ、カツオ、ワカメといとこ同士の波野ノリスケの妻で、イクラの母のタイコ。友達のように仲が良いサザエとは家事の合間をぬって近所のおしゃれなカフェで息抜きするのが習慣。最近は息子への心配が尽きない2人。タイコは自分の夢に突き進み起業しようとしているイクラを周囲から褒められ誇りに思いながらも、親としては心配が尽きない。一方で、就活がうまくいかず落ち込んでいる様子のタラオを心配するサザエの悩みには子供を思う母親の立場になりつつ、客観的なアドバイスをしている。サザエはタイコのアドバイスによって、タラオに思い切った提案をしてみるが……という展開。

 ドラマは、いつも明るく笑い声の絶えなかった磯野家も、20年がたち、家族一同が会う機会を持つことも難しくなっていた。すれ違う家族の仲を修復しようと、サザエは町内の盆踊り大会へ久々に家族全員で行こうと計画を立てる。果たして、サザエのおせっかいは家族に届くのか。磯野家の笑顔を取り戻せるのか……という展開。

 天海祐希さんがサザエ、西島秀俊さんがマスオ、濱田岳さんがカツオ、松岡茉優さんがワカメ、成田凌さんがタラオ、市毛良枝さんがフネ、伊武雅刀さんが波平、桜田ひよりさんが“幻の8人目の家族”ヒトデ、小手伸也さんが穴子、八嶋智人さんが波野ノリスケ、稲葉友さんがイクラ、浅野和之さんが伊佐坂難物、森矢カンナさんが花沢さん、中林大樹さんがワカメの恋人であるオリジナルキャラクター・貝塚タケシをそれぞれ演じる。11月24日午後8時に放送。

 堀内さんはタイコ役のオファーに「まず、『えっ、すごくうれしいんですけど!!』と喜びました。だって、だって、小さい頃から毎週見ていた、サザエさんの20年後のドラマなんて、絶対見たいですもの。そんな記念の作品の1コマになれることに、心から感謝です」と語り、「後から『タイコさんの20年後ーーー?』と悩みもしましたが、サザエさん役の天海さんにお会いして、そんなことは、吹っ飛んで、自然とタイコさんを演じることができました」と振り返っている。

 ドラマについては「家族のいろいろな問題、友人関係、会社での問題。どの問題においても結局は、人との絆、家族との絆が大切。そんなことを、ほっこりと見られるドラマなのではないでしょうか。皆さんがよくご存じのサザエさんの20年後! それだけで、もう興味わくわくですよね。私も、オンエアを楽しみにしております」とメッセージを寄せている。

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