まだ結婚できない男:“母”草笛光子のセリフに視聴者涙 「新シリーズの最高回」の声も

阿部寛さんの主演ドラマ「まだ結婚できない男」の第4話の1シーン=カンテレ提供
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阿部寛さんの主演ドラマ「まだ結婚できない男」の第4話の1シーン=カンテレ提供

 俳優の阿部寛さんの主演ドラマまだ結婚できない男」(カンテレ・フジテレビ系、火曜午後9時)の第4話が10月29日に放送された。阿部寛さん演じる主人公・桑野の母・育代が、「いつまでもあんたのそばにいられるわけじゃないのよ」と桑野に話す場面があり、SNSでは「涙ぐんでしまった」「『まだ結婚できない男』第4話、新シリーズでの最高回だった!」「本作ならではの良さが一番出ていた回」といった声が飛び交った。

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 第4話では、桑野が、照れながらも育代に誕生日プレゼントを渡すと、育代は喜び、「意外とやるじゃないの」と桑野に“グーパンチ”。桑野が「母さん、きれいだしさ。まだ需要あるだろ」と話すと、育代は「だといいけど」と答える。そして、「こんなふうにお誕生日に物をもらうのはあと何回かしらね。いつまでもあんたのそばにいられるわけじゃないのよ」と続ける……という展開だった。

 同話の撮影について、草笛さんは「第4話はひどいことをやり合いましたね(笑い)」と振り返りながら、「そりゃ親だから、部屋の片付けもするでしょう。でも最後には、本音をズバッと話すシーンもあります。だけどそこはかとなく出さなくちゃいけないところが、このドラマの難しさでもあり、脚本のいいところ」と説明。「素っ気なくしているけれど、奥底にある愛情や、許し合える気持ち、心から愛している、可愛いと思っている気持ちを大切にしたい」と語っていた。

 SNSでは、「今回はじーんときました」「阿部寛と草笛光子が親子役でよかった」「草笛光子さんの懐かしさと切なさが感じられる佇(たたず)まいが印象的で、ちょっと考えさせられてしまった」と、しみじみとしたコメントが並んだ。

 また、草笛さんについて、「草笛光子さんすてきです」「草笛光子さん、可愛いな。こんなキュートなおばあちゃんになりたいな」「草笛光子さん86歳でこの芝居の現役感はすごい」「変わらず美しくチャーミング」などの声もあった。

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