シャーロック:吉川愛&和田正人がゲスト出演 “前世”で起こした殺人の記憶を巡る事件が発生

連続ドラマ「シャーロック」の第6話にゲスト出演する吉川愛さん(C)フジテレビ
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連続ドラマ「シャーロック」の第6話にゲスト出演する吉川愛さん(C)フジテレビ

 俳優のディーン・フジオカさん主演のフジテレビ系“月9”ドラマ「シャーロック」(月曜午後9時)の第6話(11月11日放送)に、女優の吉川愛さんと俳優の和田正人さんがゲスト出演することが11月4日、分かった。吉川さんは17歳の女子高生の高遠綾香、和田さんは大学病院の精神神経科准教授の宇井宗司を演じる。和田さんとフジオカさんの共演は、NHK総合のドラマ「喧騒の街、静かな海」(2016年7月放送)以来、約3年ぶり。

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 第6話は、“前世”で起こした殺人の記憶を巡る事件が発生。塾帰りに男性から襲われそうになったことがきっかけでPTSD(心的外傷後ストレス障害)から不眠症になった綾香が突然、自ら殺人を犯したと告白。警察がその供述通りに捜査すると、死後20年以上が経過している白骨化した遺体が発見された。警察の事情聴取で、綾香が“前世”で自分が殺害したと証言したことから一躍、“前世殺人”の重要参考人として注目されるようになる……というストーリー。

 ドラマは、アーサー・コナン・ドイルの生んだ世界一有名なミステリー小説「シャーロック・ホームズ」シリーズが原作。井上由美子さんが脚本を担当している。

 ◇和田正人さんのコメント

 ――台本を読んだ感想。

 シャーロックである主役の獅子雄(ディーン・フジオカさん)に始まり、ワトソンである若宮(岩田剛典さん)、江藤(佐々木蔵之介さん)やクミコ(山田真歩さん)、作品を彩る登場人物が、実に個性的で魅力的に描かれているなと思いました。私が演じる宇井宗司という役に関しても同様です。どのキャラクターにも必ず、人間らしさが潜んでいます。そうした部分を大切に、そして滑稽に演じられたらと思います。

 ――宇井宗司を演じるにあたって。

 何かに没頭し、その道を突き詰めていく研究者という人物を、どのように表現するか。脚本を読んだ印象だと彼はきっと、打たれ弱く、傷つきやすい人間なのだろうと。他人の言動に敏感に反応し、いちいち心に傷を負っていく。そんな弱さがあるからこそ、手に入れられた成果もある。そんな誰もが思い当たるような、人間らしさを表現できればと思います。

 ――撮影現場の雰囲気について。

 幅広い年齢層の作り手さんが混じり合い、フレッシュなアイデアと、経験豊富な実績で、作品づくりという未知なる答えを、共に追い求めていく空気感が、まさにシャーロックとワトソンの関係性のように思いました。

 ――ディーン・フジオカさんが演じる“シャーロック”について。

 撮影現場でも、たびたび監督と綿密な打ち合わせをしている姿を拝見しました。シーンを作る上での緻密さやこだわり、何かを探求している姿が、まさにシャーロック。対面する時にあまり目を合わせたくないというプレッシャーを感じます。

 ――視聴者へのメッセージ。

 犯人が誰なのか。視聴者の皆さまにとって、それはとても大切な要素だと思いますが、「シャーロック」に関しては犯人探しは二の次。作品の醍醐味(だいごみ)は何と言っても、彼の謎解きのセンスだと思います。視聴者の皆さまが早い段階で犯人を解き明かしたとしても、それ以上に、シャーロックである獅子雄の脳内を解き明かしたいという興味の方に心引かれていくドラマだと思います。最後までどうぞお見逃しなく。

 ◇吉川愛さんのコメント

 ――台本を読んだ感想は。

 最初難しい話なのかなと思って読み始めたのですが、とても面白くてスラスラ読んでしまう作品だなと思いました。読んでいてドキドキしていました。

 ――高遠綾香を演じるにあたって。

 綾香は17歳でいろいろなものを抱えてる女の子です。私は演技をするとき、声が上がりやすいのですが、素の声でやりたい役だったので声は素で、性格はそのとき思った感情を出したいと思っています。

 ――撮影現場の雰囲気について。

 撮影現場の雰囲気は、真剣な時とみんなでワイワイする時と空気感がシーンによってガラッと変わる現場だなと感じました。

 ――ディーン・フジオカさんが演じる“シャーロック”について。

 難しいせりふが多くて、ドイツ語だったり、英語だったり、本当に大変な役だなと感じました。ディーンさんのすごさを肌で感じてとても勉強になりました。

 ――視聴者へのメッセージ。

 私の役は“前世で人を殺した”と言っていますが、本当はどんな女の子で、どんなものを抱えているのか。じっくり見てほしいです。

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