赤楚衛二:仮面ライダー俳優がフジ“ヤンシナ”大賞作で主演 広告会社の若手クリエーティブディレクターに

ドラマ「パニックコマーシャル」主演の赤楚衛二さん(C)フジテレビ
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ドラマ「パニックコマーシャル」主演の赤楚衛二さん(C)フジテレビ

 特撮ドラマ「仮面ライダービルド」の万丈龍我(仮面ライダークローズ)役などで知られる俳優の赤楚衛二さんが、「第31回フジテレビヤングシナリオ大賞」の大賞作をドラマ化した「パニックコマーシャル」で主演を務めることが11月30日、分かった。赤楚さんは、広告会社の若手クリエーティブディレクターを演じる。

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 「フジテレビヤングシナリオ大賞」は、これまで坂元裕二さん、野島伸司さん、水橋文美江さん、橋部敦子さん、浅野妙子さんら人気脚本家を輩出。31回目の今回は、中村允俊さんの「パニックコマーシャル」が大賞を受賞した。コマーシャル撮影の舞台裏を描いた作品で、広告代理店の若手クリエーティブディレクターが主人公。

 赤楚さんが演じるのは、広告代理店「電報堂」の若手クリエーティブディレクターの新倉泰斗。熱い思いで電報堂に入社したものの、まだ一度も担当したCMで賞をとったことがない。いつの日か良いCMを作ることを夢見て日々努力を重ねている。そんな中、新倉は、太陽ビールの商品のクリエーティブディレクションを任されることに。今度こそ自分が企画したおしゃれなCMで賞をとりにいこうと意気込んで撮影に臨んでいたものの、自分の作りたいもの、クライアントの希望、タレントの思惑の間で踊らされ……という展開。

 ドラマは、12月16日深夜1時15分から関東ローカルで放送。

 ◇赤楚衛二さんのコメント

 ――ヤングシナリオ大賞「パニックコマーシャル」への出演が決まった時のお気持ちは?

 マネジャーさんに直接決まったことを教えてもらい、驚きと喜びが込み上がりました。その時はまだ、(台)本をいただいていなかったのでワクワクしながら楽しみに待ちました。

 ――クランクインしましたが、意気込みは?

 キャストの皆さん、スタッフの皆さんがすごくすてきで面白い方ばかりで熱い現場です。僕がやらせていただく新倉と同じく“面白い作品を作るぞ!”という気持ちで頑張ります!

 ――シナリオを読んでの感想は?

 初めて読んだ時、すごく面白くて笑いが込み上がってきて、心が動かされ、あっという間に読み終わりました。社会という枠組みの中に生きていたら、皆誰しも共感できると思いますし、この本のテーマと思われる、ある言葉がとても突き刺さり勇気をもらえる。そんな物語だなと思いました。

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