筧美和子:「鈍色の箱の中で」男子高校生を誘惑するお姉さん役「かなりドキドキして…」 キスシーンも公開

2月8日スタートの連続ドラマ「鈍色の箱の中で」に出演する筧美和子さん(C) テレビ朝日
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2月8日スタートの連続ドラマ「鈍色の箱の中で」に出演する筧美和子さん(C) テレビ朝日

 女優の筧美和子さんが、2月スタートの連続ドラマ「鈍色(にびいろ)の箱の中で」(テレビ朝日、土曜深夜3時)に出演することが1月17日、分かった。筧さんは、ヒロインの桜井美羽(みわ、久保田紗友さん)が思いを寄せる辻内基秋(萩原利久さん)の憧れの“バイオリンのお姉さん”で32歳の河野綾芽を演じる。筧さんのキスシーンの写真も公開された。

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 音楽大学を卒業後、趣味でバイオリンの演奏を続けている綾芽は、美羽や基秋らが暮らすマンションに住んでいたバイオリンが得意なお姉さん。幼少期の基秋は、母親を亡くし、悲しみに暮れていたさなか、集会室から聴こえてくる綾芽のバイオリンの美しい音色と、包み込むような優しさに引き込まれ、憧れなのか恋なのか分からない思いを胸に抱きつつ育っていった。結婚を機にマンションを出た綾芽だったが、なぜか再びマンションに戻ってきて……という設定。

 ドラマの原作は、電子コミックサービス「LINEマンガ」で連載中の篠原知宏さんのマンガ。連載開始から3カ月連続で「LINEマンガ 無料連載 月間読者数ランキング」の1位になった人気作で、同じマンションに暮らす幼なじみの高校生たちの切なくも危険な偏愛ラブストーリーを描く。

 ドラマには、久保田さん、萩原さんのほか、神尾楓珠(ふうじゅ)さん、望月歩さん、岡本夏美さんも出演。“気持ちを押し付ける独りよがりのキス”“寂しさを埋めるだけのキス”“略奪のための強引なキス”“気持ちを試す駆け引きのキス”“慰めのキス”など、一方通行の“片思いのキス”が、毎話クライマックスに登場する。

 ドラマは2月8日からスタート。「360°(サンロクマル)ドラマ」と銘打ち、本編の一部分を切り出した見どころシーンや、ドラマ内では描かれない登場人物同士のやり取りなどが番組公式特設サイトやSNSで配信される。さらに、動画見放題サービス「ビデオパス」では、地上波放送で描き切れなかったストーリーも配信される。

 筧さんは、ドラマの出演について「高校生のラブストーリーと聞いていたので、『自分は何役なんだろう?』と思っていたら、年上の“お姉さん”役で、もはや『ババア』呼ばわりされていたのでびっくりしました(笑い)。年下の方が多い現場も初めてなので、こういう立ち位置で演じられることは私にとって新しい挑戦でした」と振り返り、演じる綾芽役については「今まで年下を誘惑する役は演じたことがなかったので、かなりドキドキして……。でも台本だけでは分からない部分は、萩原さんが想像以上にリードしてくれたので、相手が萩原さんでよかったです」とコメント。

 また、バイオリンを一度も弾いたことがなかった筧さんは、撮影前の短期間に何度もレッスンを受け、構え方、弓の弾き方を猛特訓したといい、「初挑戦だったので、苦戦しましたね(笑い)。もちろん完璧にはならなかったけど、必死にやれば少しはできるようになるんだ、と思いました。いろんな出来事が重なって、綾芽という役柄が完成していると感じたので、話を重ねるごとにその変化を出せるよう意識して演じました」と回顧し、「親には見せられないような、でもリアルな恋愛模様が描かれています。綾芽と一緒にチラッとのぞき見してください!!」とメッセージを寄せている。

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