萩原利久:「初恋DOGs」“陽キャ”な動物看護師を好演 ナ・イヌとは「ちょっかいの出し合いが多い」?

ドラマ「初恋DOGs」に出演する萩原利久さん(C)TBS
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ドラマ「初恋DOGs」に出演する萩原利久さん(C)TBS

 俳優の清原果耶さん主演の連続ドラマ「初恋DOGs」(TBS系・火曜午後10時)の第4話が7月22日に放送される。ドッグカフェ店長の宮瀬優香(深田恭子さん)に思いを寄せる、しろさき動物病院の動物看護師・渡辺功介を演じるのは萩原利久さんだ。萩原さんに、功介を演じるにあたって意識していることや、共演者とのエピソードを聞いた。

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 ◇功介として、現場のテンションを担う存在に

 --脚本を読んでどんな印象を持ちましたか。

 僕自身、日本と韓国共同制作の作品に出演経験がなかったので、ナチュラルに韓国語が使われていることが新鮮でした。さらに動物もいるという要素も加わって、“何色もある”ような脚本にすごく楽しみになりました。

 --功介を演じるにあたって、意識していることはありますか。

 動物病院内では功介が全体のテンションを握っている1人だと思っています。なので、看護師チームで話す時は、意識的に少しテンション高めに入っていくことで、撮影現場の雰囲気を1段階上げられたらいいなと。そういった功介のポジティブな部分は、僕も根がポジティブな人間なので、理解できる部分です。ここ数年、おとなしめな役を演じることが多かったので、ありがたいことに、功介みたいな“陽キャ”っぽい役柄に対しての反響が届いています。

 --動物看護師役を演じられますが、動物と触れ合う時に意識していることはありますか。

 動物病院監修の獣医師・有藤翔平院長(日本動物医療センター本院)からアドバイスとして、作品に入ってすぐくらいのタイミングで「猫に顔を近づけ過ぎないようにしたほうがいいです」と教わりました。ワンちゃんと触れ合う時に目線を同じ高さに持っていくことがありますが、ネコちゃんには同じことをしない。そのネコちゃんと信頼関係を築けていたら、そんなことはないかもしれませんが「シャー!」とびっくりして引っ掻かれてしまうこともあるからと。

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 実は僕、ここ数年、作品の中で動物と関わる機会がすごく多いんです。なので、新鮮さよりも「以前の経験を生かせたらいいな」という気持ちで功介を演じています。

 --清原さん、成田凌さん、ナ・イヌさんとの撮影エピソードを教えてください。

 清原さんとお芝居を交えるのは初めてなのですが、すごく“座長力”を感じます。撮影現場全体の士気や、明るさを上げてくれるように引っ張ってくださいますし、共演シーンが多いわけではないのですがとてもフレンドリーにお話してくれます。

 成田さんは、前回共演した作品がすごくシリアスだったので、その時との印象が違い過ぎて、びっくりしています。院長として常に現場の空気を見ていますし、動物に対してのケアも細部まで配慮していらっしゃる。本当に“動物病院の院長”を体現していると感じています。

 イヌさんは誰とでも気さくにお話しされる方ですし、僕とは結構、ちょっかいの出し合いが多いです。互いにずっと突っついたりしています(笑)。普段の撮影現場では「おはようございます」とあいさつで始まるのですが、もう少しフランクな距離感で接してくれている気がします。握手やタッチといった、そういうコミュニケーションから始まることがすごく新鮮です。

 --サイドストーリー「初恋アンダーDOGs~負け犬と初恋~」(TVer、TBS FREE、U-NEXTで配信中)では主演を務められていますね。

 ぜひ本編と合わせて見ていただきたいということに尽きます。本編を見ずにサイドストーリーだけを見てもよく分からないと思いますし、サイドストーリーを見ると、本編のキャラクターの魅力や背景がより深く感じられて楽しめるはずです。なので、“どちらか”というよりも“どちらも”を強く推奨したいです!

 --しろさき動物病院のメンバーがいる撮影現場の雰囲気はいかがですか。

 皆さんのキャラクターがすごく豊かなので、話していても飽きないですし、“チーム感”が撮影のたびにどんどん増していっている気がしています。すごく楽しく撮影に挑ませてもらっています。

 --今後の見どころを教えてください。

 愛子たち3人とは違うベクトルで、功介としても優香さんに対して少しずつ動き始める頃かなと思います。他にもいろいろな物語が進んでいくので、引き続き楽しんでいただけたらうれしいです。

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