来週のスカーレット:第17週「涙のち晴れ」 三津は募る思いに耐えられず… 穴窯をめぐって喜美子と八郎が衝突?

NHKの連続テレビ小説「スカーレット」第17週の一場面 (C)NHK
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NHKの連続テレビ小説「スカーレット」第17週の一場面 (C)NHK

 戸田恵梨香さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「スカーレット」(総合、月~土曜午前8時ほか)は、1月27日から第17週「涙のち晴れ」に入る。

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 喜美子(戸田さん)は、寄り添って眠っている八郎(松下洸平さん)と三津(黒島結菜さん)を見て動揺するが、穴窯の炎はそれ以上に心を捉えていた。やがて八郎への募る思いに耐えられず、去っていく三津。結局、穴窯への最初の挑戦は失敗に終わり、八郎は喜美子自身のためにと、穴窯をいったん諦めて女性陶芸家としての名声を手にするようにと勧める。だがどうしてもカケラの色を出したい喜美子は納得できない。二度目も失敗に終わり、多額の薪代がかかる三度目に八郎は強く反対。「今度こそは」と聞き入れない喜美子を残し、八郎は家を出て行ってしまう。

 喜美子は照子(大島優子さん)の説得にもかかわらず、ただ一人作品作りを続けるが、三度目の失敗にさすがに絶望する。そんな喜美子に、百合子(福田麻由子さん)が大阪行きを提案。喜美子は、久しぶりの大阪でちや子(水野美紀さん)を訪ね、住民運動に熱中している女性たちと知り合う。ちや子との仕事を持つ女性同士の会話に、気持ちがほぐれていく喜美子。そして意外な形で雄太郎(木本武宏さん)と再会し、大久保(三林京子さん)や喫茶さえずりのマスター(オール阪神さん)までもが……。

 「スカーレット」は、101作目の朝ドラ。焼き物の里・信楽を舞台に、女性陶芸家の草分けとなる究極の“働き女子”川原喜美子の波瀾(はらん)万丈の人生を描く。脚本を人気ドラマ「ホタルノヒカリ」シリーズなどで知られる水橋文美江さんが手掛け、語り(ナレーション)をNHKの中條誠子アナウンサーが担当。主題歌は、ボーカリスト越智志帆さんのソロユニット「Superfly」のオリジナルソング「フレア」。

 第16週「熱くなる瞬間」では、かわはら工房の電気窯が故障。信楽焼のカケラの色を出したいと願う喜美子に八郎は穴窯の建設を提案する。やがて穴窯が完成。火入れが始まり、喜美子たちは懸命に薪を投げ入れ続けるが、3日を過ぎても目標温度には届かず……という展開だった。

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