2020年の大河ドラマ「麒麟(きりん)がくる」(NHK総合、日曜午後8時ほか)に出演する長谷川博己さん、門脇麦さん、木村文乃さん、堺正章さん、本木雅弘さんが2月3日、成田山新勝寺(千葉県成田市)で開かれた毎年恒例の節分会(せつぶんえ)に参加。主人公・明智光秀役の長谷川さんは、「成田山での豆まきは、(2013年の大河ドラマ)『八重の桜』(出演時)以来です。豆まきにお越しいただいた皆さんに、たくさんエネルギーをもらいました。ありがとうございました」と振り返った。
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初めて豆まきに参加した駒役の門脇さんは、「なかなか経験できないことでしたのでうれしかったですし、豆まき以外でも、本堂でのおはらいも、今年初詣もしてなかったので、清められ、とてもありがたい時間でした。豆まきは、もうちょっと遠くに飛ばしたかったけど、同じところばかりになってしまいました。もう少し腕力を鍛えたいと思います」、光秀の正室・煕子役の木村さんは「すごく良いパワーを皆さんからいただくことができたので、これを作品に還元すべく、大切に東京まで持って帰ろうと思います」とそれぞれコメント。
望月東庵役の堺さんは「皆さんに福を差し上げられたら、私も大変幸せです。力いっぱい投げました。ありがとうございました」と語った。
斎藤道三役で話題の本木さんは、1998年放送の大河ドラマ「徳川慶喜」出演時以来、22年ぶりの参加。「不動明王の前では鬼も改心してしまうとされ、成田山では『福は内』しか言いません。この言葉がとても心に響きました。ネガティブ思考の私ですが、ポジティブのみでいけ、ということかなと受け取りました。豆まきは、後ろの方で手をあげてる方に届いてほしいと思いながら投げましたが、届かず切なかったです」と話した。
また、この日は「麒麟がくる」で語り(ナレーション)を担当している市川海老蔵さんと初対面。「お隣になりました。頭蓋骨(ずがいこつ)の存在感といいますか、頭蓋骨のオーラがすごくて、ビックリしました」と印象を明かした。
「麒麟がくる」は59作目の大河ドラマ。1991年放送の「太平記」などで知られる池端俊策さんのオリジナル脚本。若い頃、下克上の代名詞・美濃の斎藤道三を主君として勇猛果敢に戦場を駆け抜け、その教えを胸に、やがて織田信長の盟友となり、多くの群雄と天下を巡って争う智将・明智光秀が主人公。ドラマでは謎めいた光秀の前半生に光を当て、戦国の英傑たちの運命も描く、エネルギッシュな群像劇となる。
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