良いこと悪いこと
最終話 真犯人、だーれだ?
12月20日(土)放送分
戸田恵梨香さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「スカーレット」(総合、月~土曜午前8時ほか)は、2月10日から第19週「春は出会いの季節」に入る。
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昭和54(1979)年の春。喜美子(戸田さん)は京都の美大で陶芸を学ぶことになった息子の武志(伊藤健太郎さん)を送り出す。しばらくして、母のマツ(富田靖子さん)が亡くなり、喜美子は一人暮らしに。武志が大学卒業を控えたころ、八郎(松下洸平さん)が名古屋から喜美子を訪ねてくる。会うのは10年以上ぶり。八郎は変わらず武志の父親であることを認識する喜美子。また武志は、大学時代に知り合った、釉薬(ゆうやく)を研究する掛井(尾上寛之さん)を追って、信楽の窯業研究所の研究生となる。
自立のために家を出て、アルバイトで生活するという武志。研究所事務員の真奈(松田るかさん)と知り合い、人間関係が広がる。一方、またも一人となった喜美子のもとに、作品のファンだという女性が現れる。小池アンリ(烏丸せつこさん)という元女優だ。大津の紡績会社の令嬢で今は神戸に住んでおり、セレブらしさと天真らんまんな雰囲気を持ち合わせていた。アンリは喜美子の自然釉の作品に法外な値をつけて、しかもユニークな鑑賞方法で驚かせる。ずばずばと聞いてくるアンリに、喜美子は夫と別れ、息子は独り立ちした状況を話すことになり、2人の間には次第に友情めいたものが芽生えていく。そんな折、今は大阪の市議会議員となっているちや子(水野美紀さん)が訪ねてくる。
「スカーレット」は、101作目の朝ドラ。焼き物の里・信楽を舞台に、女性陶芸家の草分けとなる究極の“働き女子”川原喜美子の波瀾(はらん)万丈の人生を描く。脚本を人気ドラマ「ホタルノヒカリ」シリーズなどで知られる水橋文美江さんが手掛け、語り(ナレーション)をNHKの中條誠子アナウンサーが担当。主題歌は、ボーカリスト越智志帆さんのソロユニット「Superfly」のオリジナルソング「フレア」。
第18週「炎を信じて」では、昭和53(1978)年、40歳になった喜美子は女性陶芸家の草分けとして活躍。離婚した元夫の八郎とは二度と会うことはなかった。一方、息子の武志は高校2年生になり、そろそろ進路を決めるころに。悩む武志は喜美子に内緒で八郎と……という展開だった。
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