テセウスの船:「匂わせがすごい!」真犯人は“さつき”麻生祐未? “鈴”貫地谷しほり説も… 考察がさらに過熱

連続ドラマ「テセウスの船」主演の竹内涼真さん
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連続ドラマ「テセウスの船」主演の竹内涼真さん

 俳優の竹内涼真さん主演の連続ドラマ「テセウスの船」(TBS系、日曜午後9時)の第4話が2月9日に放送された。同話の副題は「第2章・変わり果てた最悪の未来」で、田村心(竹内さん)が31年前の世界から現代に戻ってきたストーリーが展開。無差別殺人事件の舞台となった音臼小の教師だった木村さつき(麻生祐未さん)、事件の被害に遭った木村みきお(安藤政信さん)、そして鈴(貫地谷しほりさん)が登場し、SNSでは「誰だよ!真犯人!」「匂わせがすごい」「さつき先生なのか?」「鈴も怪しく見えてきた」と、犯人を考察する声がさらに激化している。

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 ◇“さつき”麻生祐未が有力? “裏読み”も

 原作はマンガ誌「モーニング」(講談社)で連載された東元俊哉さんの同名マンガ。主人公の田村心(竹内さん)が31年前にタイムスリップし、父で警察官の佐野文吾(鈴木亮平さん)が逮捕された「音臼小無差別殺人事件」の謎を追う物語だ。

 現代に戻ってきた心は、文吾がいる拘置所に向かい、文吾に必ず冤罪(えんざい)を晴らすと約束する。亡くなったはずの最愛の妻・由紀(上野樹里さん)は、歴史が変わって生存していることになり、週刊誌の記者となっていたことが判明した。

 そんな中、心は、村田藍と名前を変え、整形もしていた姉の鈴と再会。子供を身ごもっている鈴は、内縁の夫・みきお、みきおの母のさつきと静かに暮らしていた。しかし心は、現代のさつきが31年前の音臼小で教師をしていたことに気付く。さらに、さつきが鈴のことをカメラで監視するさまも描かれ、視聴者からは「さつき先生、怖い!」「さつきが真犯人か?」といった声が多数、上がった。しかし、その一方で「ここまで犯人臭出してきたら逆に違いそうだ」「まだ第4話。今後も波乱がありそう」といった“裏読み”の声も出ている。

 ◇“鈴”貫地谷しほり説が急浮上

 文吾の冤罪の証拠を探す心は、由紀から「音臼小事件被害者の集い」の情報を手に入れる。そして、この会で文吾の無実を証明してくれそうな人物を探そうとする心は、鈴に協力を求めるが、加害者家族として過酷な環境で育ち、やっと平穏な生活を手に入れた鈴は断固、拒否した。

 SNSには、「父の冤罪を晴らすチャンスなのに、かたくなに拒否するのには理由があるのか?」「鈴が文吾をうらんでいた可能性も…」といった感想も書き込まれた。

 ◇“みきお”安藤政信にも怪しいという声が

 第4話では、みきおが「音臼小無差別殺人事件」の被害者となった生徒の加藤みきおだったことも分かった。みきおには「すごく怪しい」「車椅子の男が犯人でしょ!」といった声も上がっている。

 また、同話では、前回、崖の上から突き落とされた刑事の金丸茂雄(ユースケ・サンタマリアさん)が、亡くなっていたことも判明。金丸を突き落とすシーンに触れる視聴者もいて「犯人がみきおだとしたら、目線が低すぎる」「違和感がある」といった声も出た。

 第5話(16日放送)の予告映像には、金丸が突き落とされる瞬間を見たと語る佐々木紀子(芦名星さん)の姿が収められている。紀子は、長谷川翼(竜星涼さん)が連れ去った三島明音の写真を燃やしたりと怪しい行動をしていた。次回で何を明かすのかにも期待がかかる。

 ドラマは、原作の東元さんが手紙で「原作と犯人が違うと聞いている」と衝撃の事実を明かしているため、「ドラマ版の犯人が気になってしょうがない」「早く、第5話見たい」と、次回の放送を楽しみにしている視聴者も多く、今後の展開に注目が集まっている。

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