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第10話(最終話) これからも健康でいてほしい
12月21日(土)放送分
俳優の長谷川博己さんが主演を務めるNHK大河ドラマ「麒麟(きりん)がくる」(総合、日曜午後8時ほか)の第5回「伊平次を探せ」(2月16日放送)から、伊平次役で玉置玲央さんが登場する。
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伊平次は美濃出身の鉄砲鍛冶。関で刀鍛冶の修業を積むが、酒癖の悪さからどの鍛冶屋でも長続きせず、近江・国友村へ流れる。そこで鉄砲作りの腕を買われ、京に移る。玉置さんは2016年の「真田丸」に続く2度目の大河ドラマ出演で、「前回では、明智光秀の謀反によりその生涯を終えることになる織田家の子供、織田信忠役での出演でした。それが今回、明智光秀に結果的に力を貸すことになる鉄砲鍛冶、伊平次という役での出演で、大河ドラマのさまざまな作品に出演する面白さを身をもって感じています」と話す。
また「今回のようなゲスト出演という形でも、作り手の皆様がその役を非常に大切に扱ってくださっているお陰で強く印象に残るようになっていて、それにきちんと応えられるように努めました」と明かす玉置さんは、光秀役の長谷川さんや松永久秀役の吉田鋼太郎さんとの共演シーンについて、「お二人とも以前から面識がありましたし、鋼太郎さんは舞台と『真田丸』でも共演していたので非常に感慨深かったです」としみじみ。
さらに「長谷川さんとは初めての共演でしたが、作品を背負う強い背中とでもいうのでしょうか。現場でのいでたちの力強さと、それでいて時に柔和な演技の振れ幅にただただ圧倒されていました。こちらからの勝手な思いではありますが、撮影を安心してしかも楽しんで乗り切れたのは、心底信頼している両氏の存在があったからでした」と振り返っている。
「麒麟がくる」は59作目の大河ドラマ。1991年放送の「太平記」などで知られる池端俊策さんのオリジナル脚本。若い頃、下克上の代名詞・美濃の斎藤道三を主君として勇猛果敢に戦場を駆け抜け、その教えを胸に、やがて織田信長の盟友となり、多くの群雄と天下をめぐって争う智将・明智光秀が主人公。ドラマでは謎めいた光秀の前半生に光を当て、戦国の英傑たちの運命も描く、エネルギッシュな群像劇となる。
第5回「伊平次を探せ」では、道三(本木雅弘さん)の命を受けた光秀(長谷川さん)は、鉄砲の作り方に加え、なぜ将軍家が鉄砲を大量に必要としているのか探るべく、再び京へ向かう。腕利きの鉄砲鍛冶・伊平次を探しやってきた本能寺で、将軍・足利義輝(向井理さん)の護衛でやってきた三淵(谷原章介さん)と再会をする。将軍家も伊平次を探しているがこつ然と姿を消したという。三淵に連れられて松永(吉田さん)の元へ向かった光秀は、松永から、鉄砲の真の力とはお互いをけん制させ、戦を減らす抑止力になることであると聞く……。
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