俳優の窪田正孝さん主演で、3月30日にスタートする2020年度前期の連続テレビ小説(朝ドラ)「エール」の主題歌をボーカルグループ「GReeeeN」が担当することが2月17日、分かった。公式サイトで発表され、主題歌のタイトルは「星影のエール」。
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「エール」の主人公は、福島県の作曲家・古関裕而(ゆうじ)さんがモデル。古関さんは全国高等学校野球選手権大会の大会歌「栄冠は君に輝く」、プロ野球・阪神タイガースの応援歌として知られる「六甲おろし」を手がけたことでも知られる。ドラマは昭和という激動の時代に、人々の心に寄り添う曲を数々生み出した作曲家、裕一(窪田さん)とその妻・音(二階堂ふみさん)の物語となる。
GReeeeNからメッセージも到着し、「今回の主題歌のお話に、大きなご縁を感じております。僕たちGReeeeNメンバー4人は福島県で出会い、結成をしました。僕たちのゆかりの地、福島出身の偉大な作曲家・古関裕而さんをモデルとした作品に関われること、大変光栄です」と明かす。
「来年、2021年は東日本大震災から10年となります。戦後、多くの方が古関さんの作られた音楽に支えられたように今作の主題歌『星影のエール』も、日々起こる人生の大事な場所で支えになれたらうれしいです。楽曲を書くにあたっては、ドラマの主人公・窪田正孝さん演じる裕一、二階堂ふみさん演じる音の夫婦の姿、そして、それぞれの人生の主人公である皆さんと、大切な誰かの姿を想像しました。時に支え合い、導き、ともに泣き笑い、夢を語り合い、落ち込んでは慰め、励まし合いまた前を向く。夫婦、親子、恋人、親友、それぞれ自分にとって大切な人の顔を想像しながら聴いてもらいたいです。そばにいる大事な人との人生を照らし合える星影であれますように」と思いをつづっている。
制作統括・土屋勝裕チーフプロデューサーは「人生の応援歌ともいえる曲を数多く作曲していて、しかも今回の主人公・古山裕一が生まれ育った福島県で結成された、GReeeeNの皆様に『エール』の主題歌を依頼しました」と説明する。
「毎朝聴いてその日一日頑張ろうという元気が出てくる曲、困難な時代を互いに励まし合いながら乗り越えていくというドラマの世界観にふさわしい曲、そして、何度でも聴きたくなり、覚えやすく、歌いやすく、ノリが良く、盛り上がり、そして必ずヒットする曲、などと無理な依頼をしましたが、GReeeeNの皆さんには無理なことはない、願った以上に素晴らしい曲を届けていただきました。互いに『エール』を送りあう仲間たちや愛する人のことを思う名曲です。ぜひ、毎朝『星影のエール』を聴いて、元気に一日を過ごしていただきたいと思います」とコメントを寄せている。
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