麒麟がくる:第8回「同盟のゆくえ」 信長は“奇妙な男”? 帰蝶の“気持ち”に応えられない光秀は…

2020年のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」第8回のワンシーン (C)NHK
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2020年のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」第8回のワンシーン (C)NHK

 俳優の長谷川博己さん主演のNHK大河ドラマ「麒麟(きりん)がくる」(総合、日曜午後8時ほか)の第8回「同盟のゆくえ」が3月8日に放送される。前回のラストシーンで海から現れた織田信長(染谷将太さん)が本格登場。織田との和議を潰そうとする動きがある中、尾張の海辺で、漁師たちから慕われている信長を目の当たりにした光秀(長谷川さん)は、この“奇妙な男”に帰蝶(川口春奈さん)を嫁がせていいものかと葛藤する。

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 そんな光秀に母・牧(石川さゆりさん)は、美濃の国の行く末を一番に考えることが大事と告げる。一方、光秀が自分の気持ちに応えることがないと分かった帰蝶は……。予告編には「光秀の決断は?」との文字が躍り、帰蝶が光秀に「十兵衛(光秀)の口から聞きたい。(尾張に)行ってみるべしと」と告げるシーンもある。

 「麒麟がくる」は59作目の大河ドラマ。1991年放送の「太平記」などで知られる池端俊策さんのオリジナル脚本。若いころ、下克上の代名詞・美濃の斎藤道三を主君として勇猛果敢に戦場を駆け抜け、その教えを胸に、やがて織田信長のもとで、多くの群雄と天下を巡って争う智将・明智光秀が主人公。ドラマでは謎めいた光秀の前半生に光を当て、戦国の英傑たちの運命も描く、エネルギッシュな群像劇だ。

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