女優の広瀬すずさんが3月20日、東京都内で行われた主演映画「一度死んでみた」(浜崎慎治監督)のイベント「公開初日記念ミサ」に登場した。タイトルにちなんで、死んだふりをしたくなるほど恥ずかしかったことを聞かれた広瀬さんは、「小学生のころ、二つ上くらいに、カッコいいみんなの憧れみたいな人がいたのですが、廊下で派手に顔面から転んじゃった瞬間、目の前にその人がいて『うわ!』と言われたとき、恥ずかしくて。鼻血も出ていて髪も乱れていたので、体調悪くて倒れたふりをしたことがあります」と照れ笑いしつつ思い出を語った。
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また、日々の不満をつぼの中に叫ぶ企画で、広瀬さんは「勝手にキャベツにドレッシングをかけるんじゃねえ!」とシャウト。その理由を「ソース派なんです。キャベツだけではないけど、一番許せないのがキャベツ。からあげとか天ぷらにレモンを上に勝手にかけられるのは、何でなんだろうって」と説明。「私はだいたい(かける前に)聞く。焼き肉もタレで食べるものでもタレに入れてほしくない。そういうのがちょっと気になる。焼き肉に人と行くときは私が焼いて、何もないお皿に置くようにしている」と食べ方へのこだわりを力説していた。
この日は吉沢亮さん、堤真一さん、リリー・フランキーさん、小澤征悦さん、木村多江さん、浜崎監督も出席した。
映画は、デスメタルバンド「魂ズ」のボーカルである女子大生の七瀬(広瀬さん)は、父の計(堤さん)が大嫌いな“反抗期こじらせ女子”。ライブで「一度死んでくれ!」と計への不満をシャウトしていたある日、計が突然死んだという知らせが。実は「2日間だけ死んじゃう薬」を飲んだためで、計は仮死状態になっていた。2日後に生き返るはずが、彼をそのまま亡き者にしようというライバル会社の陰謀により、生き返る前に火葬されてしまいそうに。大嫌いだった父の絶体絶命のピンチに直面した七瀬は、計の部下の松岡(吉沢さん)と共に計を生き返らせようと奔走(ほんそう)する……というストーリー。
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