スカーレット:武志が心境を吐露 涙ながらの「生きていたい…」に視聴者もらい泣き 「耐えられない」の声も

NHK連続テレビ小説「スカーレット」第145回の一場面 (C)NHK
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NHK連続テレビ小説「スカーレット」第145回の一場面 (C)NHK

 戸田恵梨香さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「スカーレット」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第145回が3月23日に放送され、白血病に苦しむ武志(伊藤健太郎さん)が泣きながら、喜美子(戸田さん)に心境を吐露する場面が描かれ、視聴者の涙を誘った。

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 第145回は、念願の作品を完成させた武志。その出来と充実した表情に喜美子も喜ぶ。しかし、達成感を味わう武志に異変が起きていた。通院して大崎医師(稲垣吾郎さん)に薬の副作用で味覚がおかしいと告げる武志。家では八郎(松下洸平さん)が武志の作品完成を祝おうと食事を準備。だが武志は八郎に突っかかり、やり場のない感情を初めて爆発させる。実は闘病していた高校生が亡くなる前に書いた手紙を受け取っていた。

 手紙には「川原たけしさんへ おれは」としか記されておらず、武志は「書きたいこといっぱいあったんやろな。それが、『おれは』で終わってんねんで」と涙を流して、「お母ちゃん、俺もう、終わりじゃない……。生きていたい。生きていたい……」と気持ちを吐き出す……という展開。

 SNSでは、視聴者から「生きてほしい武志」「今まで誰に対しても弱音を吐いてこなかった武志の本音……。辛いな……」「ようやく怒ることができたね武志」「やっと本音が言えてよかったと思う反面、見てて耐えられない」「武志で3回泣いてしまった」「武志の絞り出した心の声にもう……」「武志の涙で私もボロ泣き」と反響があった。

 「スカーレット」は、101作目の朝ドラ。焼き物の里・滋賀県の信楽を舞台に、女性陶芸家の草分け、川原喜美子の波瀾(はらん)万丈の人生を描く。脚本を人気ドラマ「ホタルノヒカリ」シリーズなどで知られる水橋文美江さんが手がけ、語り(ナレーション)をNHKの中條誠子アナウンサーが担当。主題歌は、ボーカリスト越智志帆さんのソロユニット「Superfly」のオリジナルソング「フレア」。

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