羽田美智子:主演ドラマ「隕石家族」への思い 「目の離せない展開が最終話まで続く」

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女優の羽田美智子さんの主演ドラマ「隕石家族」のワンシーン=東海テレビ提供

 女優の羽田美智子さんが主演を務め、東海テレビ・フジテレビ系の「大人の土ドラ」枠(土曜午後11時40分)で4月11日にスタートする連続ドラマ「隕石家族」。ドラマは、巨大隕石(いんせき)の接近で地球滅亡まであと半年の運命にある東京が舞台。幸せに暮らしていた門倉家で、主婦・久美子(羽田さん)の突然の主婦卒業と恋愛宣言から始まる“スペクタクルホームドラマ”だ。「目の離せない展開が最終話まで続く」と話す羽田さんが、ドラマの見どころを語った。

 ドラマは、NHKの大河ドラマ「天地人」や「花燃ゆ」、連続テレビ小説「どんど晴れ」、帯ドラマ「花嫁のれん」(東海テレビ・フジテレビ系)などを手がけた小松江里子さんが脚本を担当するオリジナル作。半年後、地球に隕石が落ちてくるという世界を舞台に、夫の和彦(天野ひろゆきさん)、長女の美咲(泉里香さん)、次女の結月(北香那さん)、姑(しゅうとめ)の正子(松原智恵子さん)と一軒家で平凡な毎日を過ごす主婦の門倉久美子(羽田さん)ら家族の姿を描く。

 --久美子という役について。

 脚本家の小松江里子さんの書かれるキャラクターは、以前ご一緒させていただいた「花嫁のれん」シリーズの時もそうだったのですが、いつの間にか自分と一体化しちゃう不思議な傾向があるんです。小松さんが考える「私(羽田さん)にやらせたら面白いだろうな」という役と、私自身がすごく共振し合っちゃって、いつしか自分なのか役なのか分からなくなるくらい似ちゃうんですよね。

 すごく自分に近い役なので、役作りという意味では特に苦労はなく、地のまま演じている感じです。ただ、自分よりはるかに久美子さんのほうが、ぶっ飛んでいますけどね(笑い)。

 --片瀬(中村俊介さん)との恋愛について。

 ドラマでは、ごく普通に主婦として生活してきた久美子が、突然自分の気持ちに正直になりたいと衝撃の告白をして家出をするんです。芸能界においても不倫はご法度ですが、実世界ではそういう話を聞くこともありますよね。家族の秩序を守りながらも、個人の幸せを優先する人が増えているんじゃないかなあ……。

 だから、久美子だけが特別ぶっ飛んだことをやっているわけではないと思うんです。もしかしたら視聴者の中にも久美子の言動にドキッとする方や、気持ちを乗せて見られる方もいるかもしれませんね。

 --門倉家の皆さんについて。

 門倉家の次女・結月役の北香那ちゃんと私のシーンをモニターで見ていた天野ひろゆきさんが「なんかこの2人似てきたなあ」と仰っていて。実はその前にも、松原智恵子さんに「本当の親子みたい!」って言われたんです。香那ちゃんと私はそもそも似ている顔じゃないのに似てきたり、長女役の美咲(泉さん)とおばあちゃん(松原さん)が似てきたり……。最後まで似てこないのは天野さんだけですね(笑い)。

 でも門倉家のパパ・和彦役の天野さんの栄養素はいっぱいもらっていて、あの陽だまりみたいな、温かい空気はサプリメントみたい。パパが来ると楽屋も華やぐし、キャンドルみたいにみんながぱあ~っと明るくなる。すごく良いエネルギーを持っているから会うと元気になるんです。役として心から愛せるし、心から馬鹿にもできるし。「も~!」とか言ってケチョンケチョンにもできるし(笑い)。遠慮なく過ごさせていただいて、すごくありがたいですね。

 --パート仲間の岡田役・真瀬樹里さんについて。

 これまで何度も共演しています。今回(主なスタッフが)「花嫁のれん」メンバーでご縁を感じているのですが、真瀬さんは「花嫁のれん」で姑役の野際陽子さんのお嬢さん。シーンは少ないけど2人でお芝居をするのは感慨深いものがありますね。

 真瀬さんの面影の奥に野際さんを感じますし、現場には野際さんが来てくださっている気もしていて。きっと今回の共演は野際さんも喜んでくれて、あの世で「ありがとう」って言ってくれていると思います。

 --現場で時々アロマをシュッシュッとされてましたが。

 アロマは20代からずっと使っていたんですけど、数年前に本格的に学びたいと試験を受けて資格を取ったんです。アロマはただ良い香りというだけじゃなく、ホームケアとして使えたり、メディカル的な要素もあるのでいろいろと効能を調べたりして。良い香りで現場の空気がなごやかになればいいなと思って、オリジナルで「隕石アロマミスト」を作りました!

 あと毎朝の習慣で、いただいた観音様の像にお花とお香をあげるのですが、その際「隕石家族のスタッフ・キャストが今日も無事に撮影できますように」って必ず言っていたんです。やっぱり座長という責任もありますし、何かあったら全体に影響が来ちゃうのでね。そのおかげなのか誰一人倒れることなく、何とかここまで走り切って来れました。

 もちろん皆さん日々の体調管理は努力なさっているからそんなに問題なかったとは思うんですけど、長丁場で、いろんな年代の方がいらっしゃる現場でしたので無事に終わってほっとしています。

--視聴者の皆様へメッセージをお願いします。

 壮大なメッセージがあるけれど、それをコミカルに軽快にテンポ良く描いています。きっと「ありえないよー!」なんてツッコミがありながらも、「こんな現実かもしれない」っていう変なリアル感があるドラマ。誰の気持ちに照準を合わせるかっていうことで見ると、どんな世代の人にも共感が得られるストーリーがあると思います。

 ですが放送は「オトナの土ドラ」枠という、土曜日の深夜の時間帯なので、どこかハチャメチャで、どこか痛快で。笑って泣けて考えさせられて、明日元気になる、笑顔になるっていう要素が盛りだくさんなので、これを見て生きる活力につながってくれたらうれしいです。

 第1話の最後に「えー!」ってなって、第2話の最後にも「はあ?」ってなって、第3話では「うそ!?」、第4話には「マジで!?」って。目の離せない展開が最終話まで続くので、眠くなっちゃった方は録画していただいて(笑い)、最後まで見ていただければうれしいです!

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