プロテニスプレーヤーの錦織圭選手らが参加するゲームソフト「テニス ワールド ツアー」（オーイズミ・アミュージオ）を使って行われるオンライントーナメント「マドリードオープンテニス バーチャルプロ」が、WOWOWメンバーズオンデマンドでライブ配信されることが4月25日、分かった。大会は同月27～30日に、連日午後10時から配信される。

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　トーナメントは、新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止となっている男子テニスATPツアーと女子テニスWTAツアーの共催大会「マドリード・オープン」の代わりにオンラインで行われる。実際のツアーで活躍するプロテニスプレーヤーがゲーム上に登場し、男女16人、計32人の選手が自宅からゲームの世界で競い合う。

　大会は第1、2日は男女それぞれのシングルスの選手が四つのグループに分かれて予選ラウンドを戦い、各グループの1位と2位が決勝トーナメントに進出。第3日は準々決勝、第4日は準決勝と決勝を行う。

　賞金の15万ユーロ（約1745万円）は新型コロナウイルス感染拡大の影響で経済的に困窮している選手たちへの支援に使われ、さらに、感染症対策への寄付として5万ユーロ（約582万円）が用意されている。

　大会には、錦織選手のほか、ラファエル・ナダル選手（スペイン）、ドミニク・ティーム選手（オーストリア）、アレクサンダー・ズべレフ選手（ドイツ）、女子からはカロリナ・プリスコバ選手（チェコ）、ビアンカ・アンドレスク選手（カナダ）らが参加する予定。

　配信番組には、車いすテニス世界ランキング1位の国枝慎吾選手がゲストとして出演する予定だ。