注目ドラマ紹介:「ネット興亡記」 オリラジ藤森がIT界のレジェンドに迫る 初回はサイバーエージェントに訪れた危機描く

連続ドラマ「ネット興亡記」のビジュアル(C)「ネット興亡記」製作委員会
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連続ドラマ「ネット興亡記」のビジュアル(C)「ネット興亡記」製作委員会

 IT起業家たちの挑戦や苦悩に迫るビジネスノンフィクションを、お笑いコンビ「オリエンタルラジオ」の藤森慎吾さん主演でドラマ化した「ネット興亡記」が4月29日、動画配信サービス「Paravi(パラビ)」で配信スタート。初回では、「ABEMA」関連事業やインターネット広告事業を手がける「サイバーエージェント」に焦点を当てる。

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 「ネット興亡記」は、1990年代に日本の本格的なインターネットの普及と共に次々と現れたIT起業家たちの挑戦や苦悩に迫るビジネスノンフィクション。2018年7月に一度連載を終了したが、その後も話題になり、外伝、完結編を含めると全52回の長期連載となった。今回は、連載から厳選した回を連続ドラマ化。藤森さんは、連載企画の担当記者・杉山を演じる。4月29日から毎週水曜に配信。全5話。

 初回「ネットバブルの攻防」は、サイバーエージェントの創業者である藤田晋社長と、同社と創業当初から深く関わりのある「USEN-NEXT HOLDINGS」の宇野康秀社長がインタビュー出演し、創業から事業拡大、会社の転換期などを振り返る。

 1998年に創業したサイバーエージェントは、「オン・ザ・エッヂ」(ライブドア)との協業によって急速に事業拡大。2000年、藤田社長は26歳という当時の史上最年少で東証マザーズに上場するも、その後ネットバブルが崩壊し、株価が低迷。同時期に発生した、「村上ファンド」による買収劇の裏側などが明かされる。

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