愛していると言ってくれ:豊川悦司&常盤貴子の90年代の名作ドラマ 特別版を放送 リモート同窓会も

連続ドラマ「愛していると言ってくれ」の一場面(C)TBS
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連続ドラマ「愛していると言ってくれ」の一場面(C)TBS

 俳優の豊川悦司さんと女優の常盤貴子さんの主演で1995年の7月期にTBS系で放送された連続ドラマ愛していると言ってくれ」(全12話)の特別版が、5月31日から4週連続で放送されることが23日、明らかになった。「愛していると言ってくれ 2020年特別版」と題して、5月31日から毎週日曜午後2~5時に放送(一部地域を除く)。全4回。特別企画として、豊川さんと常盤さんのリモート対談も全4回にわたり放送する。

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 「愛していると言ってくれ」は、“恋愛ドラマの神様”の異名を持つ北川悦吏子さんが脚本を手がけ、聴覚に障害がある新進青年画家の榊晃次(豊川さん)と、アルバイトをしながら劇団で演技の勉強を続ける女優の卵、水野紘子(常盤さん)の言葉を超えた繊細なラブストーリーが描かれた。

 1995年7月7日~9月22日に同局の金曜ドラマ枠で放送され、平均視聴率は21.3%、最終話で最高視聴率28.1%(共にビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録した。音楽ユニット「DREAMS COME TRUE」による主題歌「LOVE LOVE LOVE」は約250万枚を売り上げる大ヒットとなり、同年のオリコンシングルランキング年間第1位となった。

 豊川さんは「このタイミングで、またこのドラマを見ていただける、あるいは初めて見ていただけるというのは大変うれしいことです。25年前は携帯電話やメールで連絡を取ることができなかった時代で、今はあまり描かれなくなった『純愛』がテーマ。でも、2020年の若者にも何かを感じていただけると思っています。楽しんでご覧いただければと思います」とコメントを寄せている。

 常盤さんは「これまでも多くの方々に愛されてきたドラマだったんですが、25年ぶりに地上波で放送が決まり、今まで見たことがなかった人たちにも見ていただける機会ができたというのは、とてもうれしいです。当時、『手話ってすてきだな!』と思ってくれた人たちがたくさんいたように、これを機にまた『手話』という美しい言語の魅力を感じてもらえたらいいなと思います」と語っている。

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