麒麟がくる:今夜「決戦!桶狭間」 鍵握る“松平元康”風間俊介「見守ってください」

NHK大河ドラマ「麒麟がくる」第21回の一場面 松平元康を演じる風間俊介さん  (C)NHK
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NHK大河ドラマ「麒麟がくる」第21回の一場面 松平元康を演じる風間俊介さん  (C)NHK

 俳優の長谷川博己さん主演のNHK大河ドラマ「麒麟(きりん)がくる」(総合、日曜午後8時ほか)。6月7日は放送休止前最後の回として第21回「決戦!桶狭間」を放送する。「桶狭間の戦い」の鍵を握る一人、松平元康を演じる風間俊介さんは、「この度の家康は、皆さんがよく知る家康になる前の話です。私も、天下人になる家康を忘れて演じていこうと思います。まだ何者でもない家康、元康を見守ってください」とコメントしている。

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 第21回は、今川から元康(風間さん)を離反させる工作は失敗に終わる。しかし、父・信秀の教えを思い出した信長(染谷将太さん)は、今川が本当にうわさされるような2万もの大軍であるのかを疑い、前線へ出陣。局地戦を展開して義元(片岡愛之助さん)自ら率いる本隊から、徐々に兵を引き離す作戦を決行する。

 一方の元康は、三河勢を駒のように扱う今川方に次第に嫌気が差し始め、織田軍の迎撃に加わることを拒否。そして暴風雨の中、数の減った今川本隊は、桶狭間山での立ち往生を余儀なくされる。そこに織田の軍勢が襲いかかり……。

 「麒麟がくる」は59作目の大河ドラマ。1991年放送の「太平記」などで知られる池端俊策さんのオリジナル作。若いころ、下克上の代名詞・美濃の斎藤道三を主君として勇猛果敢に戦場を駆け抜けると、その教えを胸に、やがて織田信長のもとで、多くの群雄と天下を巡って争う智将・明智光秀が主人公。ドラマでは謎めいた光秀の前半生に光を当て、戦国の英傑たちの運命も描く、エネルギッシュな群像劇となっている。

 大河ドラマ枠では6月14日から特集番組「『麒麟がくる』までお待ちください 戦国大河ドラマ名場面スペシャル」を3週にわたって放送する。

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