麒麟がくる:主演・長谷川博己 収録再開発表で胸中告白 放送休止に「心苦しい」も「全44回、何とか放送」

2020年のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」の主演・長谷川博己さん
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2020年のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」の主演・長谷川博己さん

 NHK大河ドラマ「麒麟(きりん)がくる」(総合、日曜午後8時ほか)の収録が、東京・渋谷のNHK放送センター内で6月30日から再開されることを受け、主演の長谷川博己さんがコメントを発表。ドラマは、第21回「決戦!桶狭間」(6月7日放送)を最後に一時放送休止に入ることから、「この流れを一度止めてしまうのは誠に心苦しい」としながらも、「全44回、何とか放送していきたいと思っておりますので、今後の『麒麟がくる』明智光秀のミステリーの顛末を、楽しみに、どうかおおらかな気持ちでお待ちいただければと思います」と視聴者に呼びかけた。

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 ドラマは新型コロナウイルス感染拡大の影響で、4月に収録の休止を発表していた。6月30日以降はNHKの「感染防止のための制作マニュアル」に基づいて収録を行うとしており、長谷川さんも再開に向けて、「その日に向かいスタッフ、キャスト一同、安全面を十分に考慮した上で準備しております」と明かし、「皆さまの健康とともに、麒麟がくる日を願って」とつづった。

 「麒麟がくる」は59作目の大河ドラマ。1991年放送の「太平記」などで知られる池端俊策さんのオリジナル作。若いころ、下克上の代名詞・美濃の斎藤道三を主君として勇猛果敢に戦場を駆け抜けると、その教えを胸に、やがて織田信長のもとで、多くの群雄と天下を巡って争う智将・明智光秀が主人公。ドラマでは謎めいた光秀の前半生に光を当て、戦国の英傑たちの運命も描く、エネルギッシュな群像劇だ。

 大河ドラマ枠では6月14日から特集番組「『 麒麟がくる』までお待ちください 戦国大河ドラマ名場面スペシャル」を3週にわたって放送する。

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