良いこと悪いこと
最終話 真犯人、だーれだ?
12月20日(土)放送分
歌手で俳優の吉川晃司さんが主演を務める特別ドラマ「探偵・由利麟太郎」(カンテレ・フジテレビ系、火曜午後9時)の第2話「憑(つ)かれた女」が、6月23日午後9時から放送される。同話には、女優の水上京香さん、柳ゆり菜さん、俳優の赤楚衛二さんらがゲスト出演する。
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京都・祇園のクラブで働くホステスの吉岡エマ(水上さん)は、正体が分からない“黒い影”に襲われる悪夢に悩まされていた。自宅、職場に限らず、恋人の五月翔太(赤楚さん)と一緒にいるときでさえも、“黒い影”が突如目の前に現れ、その度にエマは恐怖を感じていた。
心をむしばまれていったエマは、何かに憑かれたように意味不明な言動を繰り返し、天井から、切り落とされた女の腕が落ちてくる幻覚まで見るようになった。五月の元恋人で、同じクラブで働くホステスの神崎美沙子(柳さん)は、そんなエマを気味悪く思い、敵視をする。
ある日、学生時代の旧友でミステリー同好会の仲間だった井出圭一(尾上寛之さん)と会っていた三津木俊助(志尊淳さん)は、道端で放心状態のエマに遭遇。井出がクラブの常連客だと知ったエマは、ドラマのオーディションで連れて行かれた洋館のバスタブに、美沙子の死体があったと言い出す。しかし、日ごろから幻覚に悩まされていたエマは、それが現実だという確証が持てなかった。
真相を確かめるべく由利麟太郎(吉川さん)に助けを求めた三津木は、早速、洋館の場所を突き止めるが、そこには死体どころか、殺人が行われた痕跡も見当たらなかった。さらに、クラブのママの梶原絹江(山口香緒里さん)は美沙子が店に来たと証言した。エマの幻覚だったのかと思われた矢先、洋館のバスタブから、何者かに腕を切断された美沙子の遺体が発見される……というストーリー。
ドラマは、金田一耕助シリーズなどで知られる横溝正史の長編小説「蝶々殺人事件」など「由利麟太郎」シリーズが原作。京都を舞台に、元警視庁捜査1課長の白髪の名探偵・由利が、ミステリー作家志望の助手・三津木と数々の奇怪な難事件に挑むホラーミステリー。5週連続で放送される。
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