エール:山崎育三郎 久志の明るさのワケに涙 「つらく悲しい過去があったからこそ…」

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NHK連続テレビ小説「エール」に佐藤久志役で出演している山崎育三郎さん(左)と子供時代の久志を演じた山口太幹さん (C)NHK

 窪田正孝さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「エール」(総合、月~土曜午前8時ほか)に、主人公・古山裕一(窪田さん)の幼なじみ・佐藤久志役で出演している山崎育三郎さん。6月23日放送の第62回は、久志がなぜ歌の道に進むことになったのか、そのきっかけについての物語となった。同回を含む、第13週「スター発掘オーディション!」(6月22~26日)について、「やがて音楽の道を志すことになる久志の原点が垣間見える週」と位置づけていた山崎さんが、久志役への思いを語った。

 第62回は、学校ではクールに振る舞う10歳の久志(山口太幹さん)だったが、家では父の再婚で新しくやってきた母・玲子(黒川芽衣さん)になじむことができず、葛藤を抱えていた。ある日、クラスの生徒で歌っていると、担任の藤堂先生(森山直太朗さん)が久志の歌の才能に気づいて、学芸会でその歌声を披露することを勧める……という内容だった。

 子供時代の久志は、山崎さんによると「いつも突然現れて、達観したことを口にしたかと思うと、また突然いなくなるというような少年」。第62回では、両親の離婚によって、実の母親と離れ離れにならざるを得なかったという、悲しい過去と共に、そんな久志を救ったのが音楽だということも明らかにされた。

 山崎さんは「『こんな過去があったからこそ、久志は常に明るいんだ』と思えるエピソードで、僕も台本を読みながらちょっと泣けましたね」としみじみ。「人は、つらい経験を通じて人の痛みを知るからこそ強くなれるはずです。久志の達観した考え方や常に冷静でいられる強さは、彼にこんなつらく悲しい過去があったからこそ。僕自身、久志をただのキザなやつとしてだけでは終わりたくないと思っていただけに、久志の人間的な部分を視聴者の皆さんにも感じてもらえる機会を得て、とてもうれしいです」と喜んでいた。

 「エール」は、昭和という激動の時代に、人々の心に寄り添う曲を数々生み出した作曲家・古山裕一と、裕一の妻で自らも歌手になる夢を追い続ける音(二階堂ふみさん)の、音楽と共に生きる夫婦の物語。

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