芳根京子:「べっぴんさん」以来のNHKドラマ 終戦の日放送の「Akiko’s Piano」で主演

ドキュメンタリードラマ「Akiko’s Piano」で主演を務める芳根京子さん=NHK提供
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ドキュメンタリードラマ「Akiko’s Piano」で主演を務める芳根京子さん=NHK提供

 女優の芳根京子さんが、8月15日午後6時からNHK・BSプレミアムとBS4Kで同時放送されるドキュメンタリードラマAkiko’s Piano」で主演を務めることが7月3日、明らかになった。広島に投下された原爆によって命を落としたある女性の物語で、2017年度後期の連続テレビ小説(朝ドラ)「べっぴんさん」以来のNHKドラマとなる芳根さんが、主人公の河本明子を演じる。

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 同作は、1945年8月6日、広島への原爆投下によって爆風を受けながら、奇跡的に焼け残ったピアノのかつての持ち主・河本明子さんの在りし日の姿を、日記に基づいてドキュメンタリーとドラマで描く。

 物語は昭和15(1940)年、広島県三滝町に暮らす河本明子(芳根さん)は、父・源吉(田中哲司さん)、母・シヅ子(真飛聖さん)、そして弟2人と仲良く暮らしていた。明子の喜びは、大好きなピアノを演奏すること。ある日、彼女の夢を応援してくれた教師の竹内(町田啓太さん)の元にも、召集令状が届く。戦況が悪化していくにつれ、徐々に音楽から引き離されていく明子の生活。「勉強がしたい」「もっとピアノを弾きたい」、そんな思いをよそに、勤労奉仕に駆り出される。そして昭和20(1945)年8月6日の朝も、父の反対を押して、作業のために市の中心部へと向かっていったのだった……という内容。

 芳根さんは「台本の表紙に、明子さんにとって大切な大切なピアノとトマトの絵が描いてありました。私も幼い頃からピアノとトマトが大好きで、たくさんの思い出があるものたちです。そんな運命を感じる明子さんの一生を、丁寧に繊細に生きます。精いっぱい頑張ります」とコメントを寄せている。

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