良いこと悪いこと
最終話 真犯人、だーれだ?
12月20日(土)放送分
女優の高岡早紀さんが、歌手で俳優の吉川晃司さん主演の5週連続特別ドラマ「探偵・由利麟太郎」(カンテレ・フジテレビ系、火曜午後9時)の第4話(7月7日放送)にゲスト出演する。最終章の第4、5話「マーダー・バタフライ前編/後編」で、真っ赤なバラに包まれて遺体で発見されたオペラ界のスター歌手・原さくらを演じた高岡さんが、演じた役どころや演技、ドラマの見どころなどについて語った。
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さくらは、オペラ界のスター女優で周囲の人を魅了するという物語のキーパーソン。「マーダー・バタフライ前編/後編」は、さくらの夫・原聡一郎(大鶴義丹さん)、マネジャーの土屋恭蔵(鈴木一真さん)、若手歌手の相良千恵子(吉谷彩子さん)、テノール歌手の小野竜彦(佐野岳さん)のほか、楽団員たちが会場に集まり、一同はさくらもオペラ会場に到着していると考えていた。そこへ、コントラバスケースに詰め込まれたさくらの遺体が運び込まれる……というストーリー。板尾創路さん、水橋研二さん、水沢林太郎さんもゲスト出演する。
中心舞台は小説と同じ国の重要文化財・大阪市中央公会堂(大阪市北区)。今年2月に同所で撮影された。
演じるさくらは、物語の重要なキーとなる存在。芝居がメインというより、存在自体がこの物語に重要なのだなと感じました。言葉を使わず、ある意味存在感だけで芝居をするというのは、今まであまりなかったので、自分自身としてはどんな表現ができるのか、楽しみです。
スター女優・さくらという人生をとにかく楽しんでいる女性です。周囲の人を魅了し、みんながみんな、さくらを好きになる。モテモテですよね。ありがとうございます(笑い)。
あんなにキレイでドラマティックな遺体はなかなかないなと思います。殺されることはうれしくはないけれど、ああいう形の美しい遺体はそうそう経験できるものではないので、ありがたいですね。
横溝ワールドは既に皆さんの中にあると思いますので、その色をより濃くしていければなと思います。
最初に死んでしまう役なので(笑い)。吉川さんや皆さんと一緒に芝居をするシーンがなく、対話がほとんどなかったので、その意味ではつまらなかったですね。もっと皆さんと芝居をしたかったです。横溝正史の世界に、吉川さん独特の新たな世界が折り込まれて、新しいドラマになるのではないかなと期待しています。
2話連続なので、キャストの人数も多く豪華です。登場人物が多いので、丁寧に台本を読み込まないといけなくて大変でしたけど、その分夢中にさせてくれる台本だったので、視聴者の方も同じように、この世界に引き込まれていってくださるといいなと思いました。大人が多く出演しているので、“大人のドラマ”をお楽しみください。
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