半沢直樹:初回から「顔芸ラッシュ」 “大和田”香川照之&“伊佐山”猿之助に「脱帽」「新たな伝統芸能誕生」

連続ドラマ「半沢直樹」に出演している香川照之さん(左)と市川猿之助さん
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連続ドラマ「半沢直樹」に出演している香川照之さん(左)と市川猿之助さん

 俳優の堺雅人さん主演の連続ドラマ「半沢直樹」(TBS系、毎週日曜午後9時)の第1話が7月19日、放送された。東京中央銀行取締役の大和田を演じている香川照之さんと、同行証券営業部長・伊佐山泰二を演じている市川猿之助さんの目力たっぷりの演技や、眉間(みけん)に力を込めた迫真の表情に対して、SNSでは「初回から顔芸ラッシュやばい!」「顔芸のオンパレード」「顔芸ドラマ(笑い)」「もう脱帽です(笑い)」「新たな伝統芸能誕生では」といった声が多数上がり、盛り上がった。

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 ドラマは、池井戸潤さんの「半沢直樹」シリーズが原作。同シリーズの「オレたちバブル入行組」と「オレたち花のバブル組」を実写化した2013年放送版の続編で、今作は「ロスジェネの逆襲」「銀翼のイカロス」を映像化。東京セントラル証券の営業企画部長となった半沢(堺さん)に巻き起こる事件を描く。

 第1話は25分拡大版で放送。半沢が出向した東京セントラル証券に大型買収案件が舞い込む。大手IT企業「電脳雑伎集団」が、新興IT会社「東京スパイラル」を買収したいと申し出た。しかし、突如、電脳雑伎集団からアドバイザー契約を一方的に断ち切られてしまう。数日後、半沢は、電脳雑伎集団と東京セントラル証券の親会社・東京中央銀行が手を組み、買収案を進めていると知る……という展開だった。

 続編のファーストシーンは、崇拝する大和田(香川さん)が頭取になったら自身も役員になれると思っていた伊佐山(猿之助さん)が、大和田を土下座させた半沢に対して「あの野郎、大和田さんをあんな目に遭わせやがって」「半沢だけは絶対に許せねえ」「世界の果てまで追い落としてやる!」と、野太い声で“恨み節”を吐く場面で、猿之助さんは迫力ある表情を見せた。また、半沢が電脳雑伎集団のアドバイザー契約を横取りした伊佐山に詰め寄るラストシーンでは、証拠となるメールをすでに削除した伊佐山が「残念だったなあ~、半沢」と憎たらしい表情で、半沢の追求を回避。ここでも猿之助さんの表情に、視聴者からは「ムカつくわ~」「とんでもないヒール降臨」「100点満点の悪役っぷり」といった声が上がった。

 さらに、大和田が眉間に力を込めて、一点を見つめながら「やられたらやり返す。施されたら施し返す。恩返しです!」と言い放つシーンでは、香川さんが、時折、カッと大きく目を見開くなど緩急をつけた迫真の演技を披露。視聴者からは「圧倒的な演技」「今回もキレッキレ!」という声がSNSに書き込まれた。

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