半沢直樹:“伊佐山”市川猿之助の「わびろ」“8連発”に反響 「狂気」「耳から離れない」

連続ドラマ「半沢直樹」に出演している市川猿之助さん
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連続ドラマ「半沢直樹」に出演している市川猿之助さん

 俳優の堺雅人さん主演の連続ドラマ「半沢直樹」(TBS系、日曜午後9時)第2話が、7月26日に放送された。同話では、市川猿之助さん扮(ふん)する東京中央銀行の証券営業部長・伊佐山泰二が、主人公の半沢(堺さん)に「わびろ、わびろ、わびろ……」と、“わびろ8連発”で、まくし立てる姿が描かれ、SNSには「わびろコール(笑い)」「狂気すぎる」「思い出して、何回も笑う」「耳から離れない」「今週のパワーワード」といった声が多数上がり、盛り上がりを見せた。

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 「半沢直樹」は、池井戸潤さんの「半沢直樹」シリーズが原作。2013年7~9月に放送された前作は「オレたちバブル入行組」と「オレたち花のバブル組」を映像化。東京中央銀行の半沢直樹(堺さん)が、銀行の内外に現れる敵と戦い、組織と格闘していくさまを描いた。最終回に42.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)という高視聴率を記録。同年の「2013年ユーキャン新語・流行語大賞」では、半沢の名ぜりふ「倍返し」が年間大賞を受賞した。

 新シリーズは「ロスジェネの逆襲」「銀翼のイカロス」が原作。東京セントラル証券の営業企画部長となった半沢に巻き起こる事件を描く。

 第2話は、大手IT企業・電脳雑伎集団に30%の株を買収された新興IT企業・スパイラルの社長・瀬名(尾上松也さん)が、太洋証券の広重(山崎銀之丞さん)の助言で、新株を発行して、この難局を乗り越えようとする。そこに、スパイラルの新株の購入相手としてフォックスの社長・郷田(戸次重幸さん)が名乗りを上げる。数日後、瀬名の窮地を救おうとする東京セントラル証券の森山(賀来賢人さん)を通じて、半沢は瀬名と接触。瀬名と郷田の打ち合わせに参加した半沢は、フォックスが新株を購入するための1000億円を用意するのは、難しいとにらむ……というストーリーだった。

 その後、電脳雑伎集団によるスパイラル買収は、伊佐山が仕組んだことだと判明。半沢がスパイラルとフォックスの提携を阻止し、計画を潰された伊佐山は半沢を銀行に呼び出し、「セントラルが抱えている銀行からの案件は、すべて引き揚げさせてもらう。そして、今後、二度と仕事を与えることはない。二度とだ!」と怒り、「黙っていないで、頭の一つも下げたらどうなんだ。聞いてんのか?」と言った後、口パクで「わびろ」、「聞こえない? わびろ! わびろ、わびろ、わびろ、わびろ、わびろ。わびろ、半沢~!」と、顔を震わせながら激高した。

 最初の口パクの「わびろ」には、視聴者から「一発目でもう笑った」「サイレントわびろ、無理(笑い)」「口パクはひきょうです(笑い)」「まねする人増えそう」といった声も上がっていた。

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