やくならマグカップも:岐阜県多治見市の陶芸マンガがテレビアニメ化 田中美海、芹澤優、若井友希、本泉莉奈が出演 実写パートも

「やくならマグカップも」のビジュアル(C)プラネット・日本アニメーション/やくならマグカップも製作委員会
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「やくならマグカップも」のビジュアル(C)プラネット・日本アニメーション/やくならマグカップも製作委員会

 岐阜県多治見市を舞台に伝統工芸品の美濃焼をテーマとしたマンガ「やくならマグカップも」がテレビアニメ化されることが分かった。田中美海さん、芹澤優さん、若井友希さん、本泉莉奈さんが陶芸の魅力にのめり込んでいく4人の女子高生の声優を務める。「キングダム」などの神谷純さんが監督を務め、日本アニメーションが制作する。実写パートも制作予定。

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 多治見市の古川雅典市長は「アニメ化を受け、地元自治体として協議会を立ち上げ、町をあげて全力で応援します。アニメ放送後、ご興味を持っていただいた多くの人々に多治見に来ていただければと思っています。おもてなしの心を持って、しっかりとした対応をしていきます」と話している。

 「やくならマグカップも」は、2010年に多治見市の有志や企業が集まり、プロジェクトが始動。2012年から地元IT企業のプラネットがフリーコミックを発行している。脱サラした父親と幼い頃に亡くなった母の故郷・多治見市に引っ越してきた豊川姫乃が、母が伝説の陶芸家であったことを知り、陶芸の世界に引き込まれていく……というストーリー。

 田中さんが豊川姫乃、芹澤さんが陶芸部を盛り上げるムードメーカー・久々梨三華、若井さんが陶芸部に入り浸る個性派女子・成瀬直子、本泉さんが陶芸部の部長・青木十子をそれぞれ演じる。

 ◇キャスト(敬称略)

 豊川姫乃:田中美海▽久々梨三華:芹澤優▽成瀬直子:若井友希▽青木十子:本泉莉奈

 ◇スタッフ(敬称略)

 監督:神谷純▽シリーズ構成・脚本:荒川稔久▽キャラクターデザイン・総作画監督:吉岡彩乃▽アニメーション制作:日本アニメーション

 ◇田中美海さんのコメント

 タイトルを聞いた時はどんな作品なんだろう?と思いました(笑い)。私の父が通っている陶芸教室で一度、陶芸を練習したことがあります。先生がうまいんですよ! 当たり前ですが(笑い)。私も頑張りたいです!

 私が演じる姫乃はおっとりした子なのですが陶芸を通じて仲間と共に成長していくところをちゃんと演じていきたいです。4人で一緒に楽しく演じていきたいですし、物語の舞台である多治見という街のよさにも触れていけたらいいな、と思っています。皆さま、楽しみにしていてください!

 ◇芹澤優さんのコメント

 陶芸って渋めのイメージがあったのですが原作はすごくポップで可愛くて読みやすい。その可愛い感じがアニメでも表現されると思うので今から楽しみです。陶芸は数年前にお父さんにコップを作ったことがあるのですが、作る人に形が似るんだと思いました(笑い)。あと、焼いた後の発色が面白いですよね。

 三華は登場人物の中でも特に元気で物語のテンポを作っていくような子なので今から演じるのが楽しみです! 4人の雰囲気はすごくよく、この空気感がうまく演技でも出せると思うので皆さま、楽しみにしていてください。あと多治見に行きたい!

 ◇若井友希さんのコメント

 原作を読んで学生時代の青春が詰まっている感じがよいですよね。私は地元が岐阜なので、時間がゆっくり流れている感じが懐かしくていいな!と思いました(笑い)。陶芸はやったことないのですが一度はやってみたいランキングに入っています。ろくろ回してみたいです! そして作るならマグカップですね(笑い)。

 直子ちゃんは原作を読んでも何を考えているか読めないところがキャラクターの持ち味。作品の中でどのように成長していくのか今から私も楽しみです! 4人は年齢も近いし楽しい現場になると思うので皆さまも放送、楽しみにしていてくださいね!

 ◇本泉莉奈さんのコメント

 この作品は陶芸を通じて土のことや焼き物にまつわる歴史を学べたりできるのですごく楽しみです。あと食べ物もおいしそうですよね。うなぎとか! 私、陶芸は昔やったことがあるのですがちょっと変な形のお皿になってしまったのでリベンジしたいですね。

 私が演じる十子は4人の中では一番しっかりものでクールだけど陶芸への熱い気持ちを持っている女の子です。十子のストイックなところも上手く演じていきたいし舞台である多治見という街の特色も出していけたらと思います。多治見にはおいしいものがいっぱいあると聞いているので(笑い)、皆さまにも実際にあるご当地ならではの楽しさを感じていただけたらうれしいです!

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